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JATO Academic Update

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AU#36: 前十字靭帯再建手術後の前後方向のセンター・オブ・プレッシャーと着地時にお…

まとめ ACLR後の膝伸展モーメントを増加させることは、術後3年経っても健側との非対称性が…

AU#34:Roundtable on Preseason Heat Safety in Secondary School Athletics: Prehos…

Reference 国土交通省気象庁. “日本の年平均気温”. 2024-01-14更新. 2024-04-27閲覧. https…

AU#33: サッカー選手における前十字靭帯再建術後に残存するリアクティブ・ストレング…

まとめ ACLR後に見られた垂直方向のプライオメトリック能力の低下は、膝関節伸展筋力とリアク…

AU#32: 関節可動域を測定するための臨床的に利用しやすいスマートフォンアプリケーシ…

まとめ 2007年から2018年の間で出版された37件の研究結果と本論文のシステマティックレビュー…

AU#30 米国高校生における脳振盪体験と自殺念慮、計画そして未遂

AU#30 米国高校生における脳振盪体験と自殺念慮、計画そして未遂 まとめ 今回の研究では、脳…

AU#29 脳振盪後の有酸素運動と認知トレーニングの付加的利益:現在の臨床コンセプ…

タイトル日本語訳 脳振盪後の有酸素運動と認知トレーニングの付加的利益:現在の臨床コンセプ…

AU#28:睡眠介入が運動能力に及ぼす影響

睡眠介入が運動能力に及ぼす影響:システマティックレビュー まとめ このシステマティックレビューの結果によると、睡眠延長と昼寝が、身体的・認知的パフォーマンスの改善に対して最も有力な睡眠介入であることが明らかになりました。アスリートが夜に7時間程度の睡眠を取っている場合、3〜49日間に睡眠時間を2時間まで増やすことが推奨されています。また、必要に応じて昼寝(20~90分)で日中の睡眠を補うこともできます。しかしながら今回のシステマティックレビューには、バイアスのリスクが低い研

AU#27:前十字靭帯再建術後の運動恐怖症はジャンプ着地時の最大膝関節外転角度と関連…

まとめ 前十字靭帯損傷などの筋骨格系疾患のリハビリテーションでは、生体力学的要因に焦点を…

AU#26:筋膜トリガーポイントに対する体外衝撃波治療とドライニードリングの有効性…

タイトル日本語訳 筋膜トリガーポイントに対する体外衝撃波治療とドライニードリングの有効性…

AU#24「軽微な筋線維の壊死を伴う筋損傷後のアイシングは誘導型一酸化窒素合成酵素表…

まとめ 2021年の報告では、肉ばなれを模した筋損傷にアイシングを行うことで、炎症性マクロフ…

AU#23 慢性足関節不安定症の患者において、バランストレーニングは視覚依存を修正し…

論文概要 まとめ 足関節捻挫や前十字靭帯損傷などの軟部組織に損傷を与える傷害では、その組…

AU#22 傷害のリスクを増加させずに球速を上げる軽い野球ボールでのトレーニング

まとめ MLBでは肩の怪我が減少傾向にある一方で、肘の怪我の発症率が高くなっていきています。…

AU#21: 学生が最大限の学びを得るための混合授業による反転授業の活用

まとめ アクティブラーニングにおいて、実際どの程度の自由を学生に与えるのか、また、どうす…

AU#20 脳振盪後の前庭リハビリテーションの有効性:無作為化比較試験のシステマティックレビュー

まとめ: 本論文では、VRは脳振盪後の眩暈の軽減、生活の質と歩行障害の改善、競技復帰への時間を短縮するために有効であることが示されています。休養と運動強度の調整を中心にした従来通りの段階的な競技復帰への方法に加え、以前のアカデミックアップデートでも紹介されたVOMSなどによる眼球運動と前庭機能の評価(AU#4)と神経筋トレーニング(AU#12)、そして今回の論文で紹介されたVRによる前庭機能障害に対するリハビリテーションを行うことで、脳振盪からのより安全かつ早期の復帰が可能と