ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構
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AU#34:Roundtable on Preseason Heat Safety in Secondary School Athletics: Prehospital Care of Patients With Exertional Heat Stroke 『高校におけるシーズン前の暑熱対策に関する有識者会議: 労作性熱射病患者の病院前救護(プレホスピタルケア)』
Reference 国土交通省気象庁. “日本の年平均気温”. 2024-01-14更新. 2024-04-27閲覧. https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn.html. Hosokawa Y, Murata Y, Stearns RL, Suzuki-Yamanaka M, Kucera KL, Casa DJ. Epidemiology of sudden death in organized school spo
AU#32: 関節可動域を測定するための臨床的に利用しやすいスマートフォンアプリケーションの信頼性と妥当性:システマティックレビュー
結論 当研究は、関節可動域を評価するためのスマートフォンやアプリの検者内、検者間、妥当性に関する比較的強いエビデンスを提供するものであり、これらの結果は、複数の関節、関節動作、対象者群、スマートフォン、アプリにまたがって観察される傾向にある。このような結果は、臨床家がROMを定量化するために、比較的多様なスマートフォンやアプリを使用できる可能性があることを示唆している。絶対値が評価された場合に相対値に比べてエビデンスが弱かったことから、縦断的に評価する際には、異なる評価装置(
プロサッカー選手におけるハムストリングス損傷後競技復帰の予測因子としてのBritish Athletics Muscle Injury Classification System
まとめ 今回紹介した論文では、浮腫の長さ、断面積、および筋肉内の損傷部位・組織を考慮した肉離れBAMIC分類システムが、プロサッカーにおけるハムストリングス肉離れ後の競技復帰までの日数と関連していることがわかりました。一方で、BAMIC分類システムにおいて分類基準とされている各項目とRTPとの間には有意な相関は見られませんでした。したがって、本論文からは、浮腫の長さ、断面積、および筋肉内の損傷部位・組織を競技復帰の予測因子としての有用性に関しては、さらなる研究が必要であるが
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