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高校留学希望者必見17! 大事すぎる!長期休暇の過ごし方

週や学年によっても異なりますが、オーストラリアに留学している生徒の4学期が木曜日に終わり夏休みに入りました。他にもイギリスに留学している生徒が今日帰国予定です。また、英語圏ではありませんが、ヨーロッパに滞在している生徒も来週末に帰国の予定で、ヨーロッパの学校も冬休みに突入です。ヨーロッパでは9月に新学期開始が多いので、クリスマス休暇は12月中旬から正月までなので、正月には日本からヨーロッパに帰国予定です。オーストラリアは1月末または2月が新学期ですので9週間くらいの長期休暇です。

実は、例年オーストラリアでは、この2か月の休暇を利用して日本のニセコや白馬などでスキー休暇を楽しんでいた人も多かったのですが、コロナの影響でできなくなってしまった反動で、解禁された今年の12月10日以降のオーストラリア各都市の日本行きの飛行機は完売または片道で30万円前後と信じられない金額になっています。

つまり、この時期にオーストラリアの人が日本に観光しようとすると、航空券代金だけで往復50万円以上かかるのが一般的ということです。つまり、この時期に日本でオーストラリア人観光客を見たら、多くの人が日本に来るために航空券だけで一人50万円を費やしている。と、スキーが好きか、日本が好きかはわかりませんが、そういうことです。

で、そのような理由もあって、オーストラリアに留学している生徒はこの2か月の休暇は帰国せずにオーストラリアで過ごすことになりました。

不安ですよね。

不安そうでした。で、いろいろと話しました。

ただすごくチャンスだと思うんですよ。過去にも2か月の休暇をオーストラリアで過ごした生徒は何名かいましたが、最初は不安もあったと思いますが、2か月経って新学期が始まる時には、充実した時間を過ごせたと感じていました。これは、学期の間の2週間または3週間の長期休暇の時も同じだと思います。

自分を追い詰めないで、楽しく、かつ、有意義な時間の過ごし方を考える。

例えば、一日中ゲームに熱中して過ごすとか、日本の映画やドラマを見る。というのは時間がもったいないような気がします。毎日ショッピングしていてもお金がかかってしまいます。

結局は英語力を伸ばすことと学力を伸ばすことに結びつけることができればいいわけです。

音楽が好きな人であれば、好きなアーティストの英語の歌を歌詞を見なくても歌えるように練習するだけでもすごくいいことだと思います。

歌詞の意味も把握できるし、表現力も身につくし、休み明けに友達とカラオケで歌ってもいいし、オーストラリア人に聞いてもらえるなら発音も気合入れてやれるし。以前、学校の文化祭でギターで弾き語りを披露した生徒がいましたが、その生徒も長期休みなどを利用してすごく練習したそうです。目標があるから時間もあっという間に過ぎてしまったようです。

今は日本だけでなく、海外の教育系のユーチューブもレベルが高いので、それを見ているだけでもメリットはあると思います。

英語でいろんな国の観光ガイドを視聴するだけでも、英語の勉強だけでなく、いろいろな世界の情報も得ることができます。

いろんな方法があると思いますが、自分が楽しめることを優先することが大事だと思います。

例えば、英語をしっかりと話せるようになりたい。という目標は非常に抽象的な表現だと思います。つまり、何をしなければならないのかよくわかりません。

しかし、ユーチューブなどを通して世界の世界遺産を調べる。という目標があれば、当然英語で情報を収集して、それぞれの世界遺産を調べるために歴史を学ぶ必要もあると思いますし、それぞれの国の文化も理解しなければなりません。最終的に世界遺産検定を受験すれば、就職のプラスにもなるだけでなく、関連した仕事に就ける可能性も出てきますし、通訳ガイドの資格を取ることもできます。

この2か月を有意義に過ごすことができれば、今後の留学生活にとってもさらに飛躍できるチャンスを掴むこともできます。

長期休みの期間はいつも思うことですがとても大切な時間です。今週、来週に帰国する生徒に対してもいろいろな話を聞いて、さらに個人の目標を達成するために何をしていけばいいかを強く理解してもらいたいと思います。

学生は本当に成長度合いが早いので本当にうらやましいです。英検3級が合格して2年後には1級後の受験勉強をしているなんて、大人ではできるものではないと感じます。

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