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オーストラリアとはちょっとだけ違うヨーロッパの高校の寮生活

海外の高校で勉強している生徒たちがクリスマス休暇で日本に帰ってきました。少しだけ忙しくなっています。

今日は、ヨーロッパの生徒が生活している学校の寮について書きたいと思います。英語圏とフランス語圏の学校に通っています。ヨーロッパでは、日本人でも親と現地に住んでいても、高校の寮で生徒は生活をしている生徒もたくさんいます。

それほどサンプルが多いわけではないので、あくまでも現在私が家庭教師をしている生徒の学校という限定で読んでいただければと思います。

やはり一番の違いは生活している生徒の国籍の数。

オーストラリアの高校寮では、オーストラリア人を中心にヨーロッパ系の生徒とアジア系の生徒がバランスよく滞在している印象ですが、ヨーロッパはとにかく生徒の国籍の数が半端ない。アフリカからの留学生がいたり、ラテンアメリカの生徒がいたり、インドからの生徒がいたり、中東からの生徒がいたり。いろいろな生活習慣を肌で感じることができるのは、大きな収穫だと思います。

寮の食事はメキシコ料理やジャマイカ料理?

生徒に寮の食事はどうか?と、聞くと多くの生徒はあまりおいしくない。と言います。これはオーストラリアでも変わりはありません。ある学校の寮では、メキシコ料理やジャマイカ料理がかなり出てくると言っていました。

シェフが中米出身のシェフなのでしょうか?

メニューはメールで届くのでチェックできるようですが、寮の食事はホームステイとは違った楽しみがあります。

制服のない学校の服問題は深刻?

オーストラリアの場合は、制服が基本ですが、私服で学校の授業を受ける国や学校もあります。制服が当たり前の日本人の視点で考えると難しいですが、問題になるのが、服問題です。

毎日翌日着る服を考えなければなりません。

日本で制服廃止が議論に上っても盛り上がらないのは服問題が大きい気がします。

ちょうど、生徒のルームメイトがアジア系の生徒ということもあって、お互いの服を交換して授業を受けたりもしているようです。体型が標準ということが、本当に良かったと、その生徒は冷静に話していました。

寮には暖房がない?冬に雪が降る国なのに。。。

オーストラリアの場合は地域にもよりますが、冷暖房が備わっていない学校もありました。基本的になくてもどうにかなるということです。

ですが、冬には雪が降るような国に通っている生徒の通っている学校の寮では暖房設備がない。とのことです。

大丈夫なの?

と、聞いたのですが、特に問題がない。とのことです。実際に寮を訪問したことがないのでわかりませんが、厚着をすればどうにかなるようです。

勉強のサポートの話を聞くことはありませんでした。

オーストラリアですと、いくつかの私が知っている学校では学習サポートがとても充実していました。自習室にサポートしてくれる学校があったり、私も寮の生徒に勉強を教えてあげることも何度かありました。

ヨーロッパの学校はオーストラリアの寮の学校に比べて授業料も寮費も高いのですが、特に寮での学習サポートの話を聞くことはありませんでした。これは学費などは単に物価の違いなのか。とも思います。

いつも思いますが、日本の学校の教育費は格安だと思います。時々日本でも各家庭の教育費の負担が話題になりますが、オーストラリアのシドニーのごく普通の私立学校でも1年間の授業料は400万円前後が一般的です。

考えてください。1か月40万円ですよ。名門でもなんでもない学校でも。

ヨーロッパではさらに跳ね上がる国もたくさんあります。

留学生の数もどの国でも日本人留学生の数は激減していますし、日本も金持ちではなくなってきているような気がします。

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