わたしには癖がある。足を組んで座ったり、右を向いて寝たりする。その方が落ち着くから。あと口癖もある。「なんで?」「でも」。「なんで?」は、その言葉になる思考回路が知りたいときに使い、「でも」は、その答えとは別の答えの可能性を広げるときに使っている。自分でそういう風に考えるのが心地いいから発している。ある整体師は、「人によって骨格が違うから、正しい座り方はありません。」と言う。身体や言葉は、思想や体質、生活に関係しているようだ。
こういう癖は、自分ではなかなか気づかない。何かトラブルが起きたときに、気づくことがあるが、考え方を間違えると自分を責めることもある。
だけど最近、習い事を始めた。身体なり言葉なり、「型」を習うことで「型」にはまらない、「ただそうである自分」を知ることができる。自分を理解し、愛することができて嬉しい。自分を見つめ直してから、相手とどう付き合うか、やり直そうと思う。

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