見出し画像

白馬アルセウスと水アルセウスの構築日記

こちらはじゃす(@jasu7poke)のデッキ構築メモです。

デッキの使用感を書き殴ったメモのような内容ですが「自分では試す時間がないけれど白馬アルセウスの取捨選択に困っている」という人には役に立つやもしれません。
(2/22追記)「白馬とアルセウスの枚数考察」は構築記事を書く気分で少し気合を入れて書きました。目次からジャンプできるのでよければどうぞ。

白馬アルセウスの印象

①先攻
先攻を取れた時の強さは格別。現環境のミュウやDレギュ初期の三神ザシアンの系譜。先行2ターン目にボスの指令を使いつつ210ダメージを出すハードルが低く、サイド2枚を3回取って勝ち、のイージーウィンをしやすい。

②後攻
メインアタッカーがどちらも進化ポケモンであり、後攻1ターン目の動きが非常に弱い。さらに進化前のVを一体しか置けず、次のターンに倒された場合には次のターンも攻撃に転じることができなくなってしまう。先攻の強みを活かしつつ後攻の弱みを補えるような構築を考えていきたいところ。


初めて試したリスト 2022/01/16

画像5

・どこかのジムバで誰かが優勝していたリスト(元情報見失いました)

・エネルギーの枚数
 ダブルターボエネは二枚で十分。スターバースで1枚はダブルターボに割くことになるが、大抵こだわりベルト&ボスの指令&ダブルターボのうち一枚は手札にある可能性が高いので先行2ターン目にベンチのVポケモンを倒す分には問題には感じない(裏工作使用含む)。一方で水エネは1枚足りない場面があった。それは二枚サイド落ちしたときと序盤にトラッシュしてしまった場合で、枠があれば8枚目を入れたい。

・冒険家の発見が活躍
 ボールだけではアルセウスVstarとエネ加速先のVポケモンを用意できない場合にすべて揃えてくれるいい子。アルセウスをVstarに進化しつつエネ加速先の白馬を二体用意するという動きを容易にできる。また、後攻初手にあるとVIPパスのような強さを発揮する。

・ジメレオン進化できない問題
 初手クイックボールでアルセウスVを優先して置くのでメッソンが並ばない。後攻の場合もエネルギーは白馬かアルセウスに貼るのでどんどん呼ぶを使用できない。そのためジメレオンに進化しにくく、ジメレオンやインテレオンが過剰に感じた。

・メロンが余る問題
 アルセウスの技でエネルギーは潤沢にあるためメロン3枚目の出番は薄い。白馬から攻撃を始める場合でもキバナ含め3枚あれば十分であるし、サイド落ちした場合にも白馬→アルセウス→白馬と間にアルセウスを挟んで繋げば事足りる。


シティリーグ使用構築 (クロススイッチャー型) 2022/1/22

画像2

・凱さんのリストがベース
クロススイッチャーを絡めて2-2-2でサイドを取っていくデッキコンセプト。その代わりデッキ枠はカツカツで安定性に難ありと感じた。凱さんのリストから白馬Vmax→うねりの扇、破れたスタジアム→トレーニングコートに変更して使用。

・エネルギー問題の改善
トレーニングコートのおかげで先述のエネ不足は改善。序盤の手張りがしにくいのでエネ本体の不足は感じる

・インテレオンライン問題の悩み
ジメレオンを3に絞ったことで中盤以降の安定性が下った。十分な行動をできないこともありシティリーグの負けにも繋がった。白馬とアルセウスのVをそれぞれ3枚投入したことでメッソンを展開する余裕があるため先述のインテレオンラインが進化できない問題は解決していたので、増やすべきだった。

・うねりの扇
余計だった。効果的でない対面が多い上に、持ってくる余裕もない。

ビーダル型 2022/02/02

画像3

・ふーさんがシティリーグ優勝した構築
ビーダル採用によって空いたデッキ枠にエネルギーと入れ替え札を多投し、後1トリニティチャージを打ちやすい型。雪道を3枚積みミュウやミラーマッチの後攻に強い。

・使用感
理論的には納得したものの、必要タイミングでボスやベルトを持ってこれないもどかしさを感じた。後にボス4投のデッキが登場して関心した。ビーダル型ならベルトも3枚欲しいように思える。裏工作型でもこのコンセプトを取り入れて組めそう。

ジムバトル(ダンデ型) 2022/02/06

画像4

・ダンデお試し構築
ダンデの感触がかなりよかった。ダイランス+ベルト+ダンデで310、クイックシューター込み330となりVmaxをワンパンできる。それ以外にも、後攻で前に出てきたアルセウスを、トリニティノヴァ+ベルト+ダンデの240点で倒せるので、取りうるルートが広がった。(メロン使用して水エネ3枚+ベルトで230点を出すルートも意識したい。)
かがやくルチャブルが来てもダンデを入れる一考の余地あり。キバナと見間違えやすくて困った。

・アルセウスVstar3枚目は過剰。(アルセウス2体目を作る意識が乏しいのかもしれないが。)

・エネルギー枚数
エネ10枚+バケツは1ターン目の手張りが安定して良かった。ただしダブルターボエネの3枚目は過剰。後1トリニティチャージの確率を上げるよりも中盤以降邪魔になるデメリットが大きく感じた。

ペアかな杯使用構築(微調整) 2022/ 02/12

画像5

・白馬VとアルセウスV(進化前)を3-3
序盤の安定性が高まった。メッソンを置く余裕も生まれた。(ここの枚数配分は永遠の課題)
この形はこれである程度まとまった気がしている。後攻で強くないのと、ミュウに強く出れないのが課題。


▼(2/22加筆)白馬とアルセウスの枚数考察

ここでひとやすみしてちょっと役に立つような考察を挟みます。
2種類の進化アタッカーを採用しているのでそれぞれ何枚採用すべきかはなかなかに悩ましいですね。
・進化前Vの総数
進化Vで戦うデッキの性質上、1ターン目に最低1体は場に出したい。後攻ならば倒されることを考慮して2体目も置きたいところ。進化前V+クイックボール4枚+ハイパーボール数枚の合計8~14枚あたりで調整する。初手7枚+1ドローで目的のカードを引ける確率を下の表にした。
例えば10枚採用だと20%以上の試合で初手に進化前Vが置けないという恐ろしい現実が見える。しかし14枚まで採用したところで10%以上の試合で同じ状況になるので、デッキパワーと相談してどこかで割り切らないといけない。
※エクセル使って確率計算しました。数値間違っていたらTwitterのDMでこっそり教えてください。ラーメン1杯奢ります。

画像7

・アルセウスV(進化前)の枚数の認識
アタッカー・エネ供給・サポートどの役割も担えるため、採用枚数は1~4枚どれも価値がある。
1枚:
白馬をメインにしてVstarパワーを借りたい場合には進化後と1枚ずつでも役割を果たせる(未試行)
2枚:
サイド落ちを考慮しても1度は動かせる枚数。初動で白馬から展開する試合があることも十分に視野に入れた控えめな採用数。
3枚:
アルセウスVstarのトリニティノヴァからゲームを展開していくことを強く意識した枚数。Vstarは2枚か3枚で、二体目のアルセウスを育てて戦う必要性によって選択する。
4枚:
どうしても初動をアルセウスから入りたい場合。V4枚-Vstar2枚のアンバランスな採用でもあり(未試行)

・白馬V(進化前)の枚数の認識
白馬Vmaxはこだわりベルト付きダイランス280点で相手のアルセウスVstarを倒しやすい。一方で進化前のHPが210であり、相手のアルセウスVstarから倒されやすい欠点がある。そのため2体同時にベンチに出して片方は生き残るように立ち回ることが多い。そのため最低限2枚の採用で、サイド落ちや引けない可能性を考慮すると3枚採用が妥当だと考える。ただし4枚は嵩張る印象にある。
Vmaxは基本的には2枚。場に出した白馬Vを2体とも進化させて耐久を上げたい場合には3枚だろう。ただし白馬Vの片方は倒されることが多く、サイド落ちしていなければどちらも進化できるので2枚で充分だとは思う。白馬Vmax2体作って攻撃する試合が多いのであれば3枚にしてもよいが現環境(スターバース発売後環境)であれば過剰と思われる。

と、このような考えで現状はアルセウス・白馬とも進化前3枚進化後2枚の採用をしています。それでは構築日記に戻ります。

水アルセウス(白馬なし) 2022/02/19

画像6

・ぷにんこさんがシティ優勝した構築
もはや白馬アルセウスではないが近い系統なので記載。白馬の高打点を安定性と耐久力に回したような構築。弱点をノコッチでケアしたり、ジグザグマを使って先行二ターン目から220ダメージを出せたりと器用な立ち回りもできる。白馬アルセウスだと入れにくいキャプチャーエネが活用できるのも強み。

・VmaxとVに強くVstarに弱い
打点が180~210+(10~30)程度なため、Vポケモンを一撃、Vmaxを二撃で倒しやすく、こちらはお守りでHP310となるので倒されにくいのが強みに感じた。一方でVstar(主にアルセウス)は250以上のHPでサイドが2枚なのでチェレンを挟むにしても押し切られやすく戦いづらさを感じた。

水アルセウス(白馬なし)バトルリージョン環境 2022/03/13

画像8

・シティ上位の構築
常勝の哲学chで取り上げられてたリストが元。連撃ウーラオスに対してノコッチとマナフィ、フュージョンに対して雪道3枚と環境メタに寄せた構成。雪道をバケッチャで割ってスターバース使用してから雪道を貼り直す動きも選択肢にある。

・ふつうのつりざお&ともだちてちょう
1つ前のリストに比べてジグザグマ等の上ブレ要素を削って腰を据えてじっくり戦っていくデッキに変わった。チェレンやボスの指令を使いまわせたり、中盤以降に山にエネを戻してトリニティノヴァで加速したりと使い勝手非常に良い二枚。どちらも白馬アルセウスのような短期決戦デッキ向きのカードでは無いが、水アルセウスにとっては必須級の活躍に感じた。

自主大会4-2, サブイベント3-1(構築微調整)



あとがき

バトルリージョン発売後はしばらくダイケンキに浮気していたので更新の間が空きました。ダイケンキは行動の要求値が高く、なかなか安定しない印象だったのでアルセウスに帰ってきた次第です。次の環境はまたガラッと変わりそうな印象ですが、新段までに色々と試してみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?