記事一覧
【ウクライナ侵攻】 世界科学ジャーナリスト連盟(WFSJ)による声明
JASTJも加盟組織の一員である世界科学ジャーナリスト連盟(WFSJ)が今回のロシアによるウクライナ侵攻に関して声明を発表しました。 https://wfsj.org/news/wfsj-statement…
【日本学術会議 任命拒否問題】 外部評価委員会による評価(令和元年10月~令和2年9月)
外部評価委員会による日本学術会議第24期3年目 (令和元年10月~令和2年9月) の活動状況に関する評価を掲載しておきます。 https://www.scj.go.jp/ja/scj/nenji_hyoka/hyoka…
【日本学術会議_法改正問題】内閣府担当官が会議側に法改正の検討状況を説明
2023年4月5日
日本科学技術ジャーナリスト会議 事務局長 滝順一
日本学術会議の幹事会が4月5日午前にオンライン開催され、政府が国会提出を目指している学術会議改革法案の検討状況について内閣府の担当官が説明した。梶田隆章会長ら学術会議幹部からはアカデミアとの対話なき法改正に重ねて懸念が示され、4月17、18日の臨時総会で具体的な法文案を示すよう求めた。
内閣府の担当官が改革法案に
【ウクライナ侵攻】意見表明 脳が”世界”を作る
2022.6.17 室山哲也
人間の脳は不思議だ。
この図を見てほしい。
真ん中に白い三角形が見える。だが、よく見ると、その三角形は、存在してはいない。存在しているのは、黒い部分のみ。
口を開けた黒い円と、折れ曲がった線だけだ。存在していない白い三角形が、なぜ見えるのだろうか?人間の脳は、とても主観的で、断片的な情報を組み合わせてイ
【ウクライナ侵攻】意見表明 日本のエネルギーの自立について
2022.4.28 室山哲也
ウクライナ戦争の各国の駆け引きを見ていると、安全保障の要素として、エネルギーがどれほど重要かがよくわかる。豊かな天然ガスを持つロシアに対して制裁をかけようにも、「ガスを止めるぞ」と言われれば、動きが取れなくなる。安定した安全保障の構造を作るには、多様な調達先を確保するばかりでなく、自前の国産エネルギーをどう育成す
【ウクライナ侵攻】意見表明 明日は我が身か、いつか来た道か
明日は我が身か、いつか来た道か 2022.3.21 三輪佳子
2月24日、ロシアがウクライナへの侵攻を開始してから、もうすぐ1ヶ月になろうとしています。
私は日本の一市民であり、2匹の猫たちの「猫のおかあさん」であり、障害者です。破壊される街や避難を強いられる人々の映像や報道に接していると、どうしても「明日は我が身」という感情が沸き上がります。人
【ウクライナ侵攻】意見表明 ウクライナの人々を思う
ウクライナの人々を想う 2022.3.20 室山哲也
信じられない残酷な光景でした。
ロシアの軍隊が、ウクライナの広大な国土を取り囲み、侵入し、残酷な火器で次々に街を破壊し、子供を含む多くの市民を死傷させ、核兵器をちらつかせながら、次第に狂暴化していく姿・・。まるで19世紀の戦争です。しかもその戦争は、ミサイルやドローンなど、テクノロジーを駆使した近
【ウクライナ侵攻】 世界科学ジャーナリスト連盟(WFSJ)による声明
JASTJも加盟組織の一員である世界科学ジャーナリスト連盟(WFSJ)が今回のロシアによるウクライナ侵攻に関して声明を発表しました。
https://wfsj.org/news/wfsj-statement-on-the-conflict-in-ukraine/
以下に日本語訳をお示しします。
ウクライナ紛争に対するWFSJ声明文(日本語訳)
世界科学ジャーナリスト連盟(WFSJ)は、ウクラ
【ウクライナ侵攻】 ノーベル賞受賞者による公開書簡
2000年にノーベル化学賞を受賞され、JASTJ会員でもある白川英樹先生から、ノーベル賞受賞者が緊急で署名した書簡が3月2日に公開されたとのお知らせをいただきましたので、全文掲載いたします。
====
An open letter from Nobel laureates
The undersigned Nobel laureates voice our support for the Ukr
【日本学術会議 任命拒否問題】 外部評価委員会による評価(令和元年10月~令和2年9月)
外部評価委員会による日本学術会議第24期3年目 (令和元年10月~令和2年9月) の活動状況に関する評価を掲載しておきます。
https://www.scj.go.jp/ja/scj/nenji_hyoka/hyoka2021.pdf
【日本学術会議 任命拒否問題】 学術会議による中間報告
日本学術会議の梶田隆章会長は12月16日、会議の改革の方向性をまとめた中間報告を井上科学技術担当相に手渡した。
中間報告では、短期的な政策課題だけでなく中長期的課題について、科学に裏づけられた政策が必要不可欠になっている中、これまでの日本学術会議の科学的助言の一部に、中長期視点と俯瞰的視野を欠き、学術分野横断的な審議が十分でないものがあったことは否定できないとし、科学的助言の機能強化のために、
【日本学術会議 任命拒否問題】 自民党作業チームによる提言
日本学術会議のあり方を検討してきた自民党内の作業チームが12月11日、政府から独立した法人格をもつ組織への変更などを求める提言を井上科学技術担当相に提出した。
日本を代表するアカデミーであることを国家が認証する何らかの施策を検討することや、ガバナンスの強化と組織の透明化を図るため、第三者機関(評価委員会、指名委員会)の設置が必須であるとした。
組織形態としては独立行政法人、特殊法人、公益法人
【日本学術会議 任命拒否問題】 Q. 日本学術会議はこれまでどのような「提言」を出しているのですか?
Q. 日本学術会議はこれまでどのような「提言」を出しているのですか?
A. 提言の内容は、先端研究や高等教育など学術につながりの強いものも見られますが、私たちの生活に身近なものも数多くあります。
子どもや妊婦への受動喫煙対策、サマータイム導入の問題点、自動運転がもたらす未来社会のモビリティのあり方、二度と津波犠牲者を出さないまちづくり、子どもを元気にするための運動、出生前・子どものときからの生
【日本学術会議 任命拒否問題】 Q. 日本学術会議はこれまでどのような意見を表明しているのですか?
Q. 日本学術会議はこれまでどのような意見を表明しているのですか?
A. 同会議が2017年に出した軍事的な安全保障の技術研究に慎重な対応を求める「声明」が有名になりましたが、そのほかにも日本学術会議はさまざまな意見を表明しています。
学術会議が意見を表明する方法には「答申」「回答」「勧告」「要望」「声明」「提言」「報告」「会長談話」「共同声明」「幹事会声明」という10種類があります。
こ