ありがとう、もういらない

「気のせいだ」「暴露療法だ」「やり続ければ慣れる」「やらないと治らない」と言われてただ辛さに耐えて辛い環境に自分を突き落としてきた。治るどころか病気は増えた。私は未だに自分の病気のことをわかっていない。

体調が悪くなるのが怖い。実際体調が悪くなることもある。人に迷惑をかけるのも嫌だし、どうしようもなく恥ずかしい姿を見られるのも嫌だ。何より自分がどうなってるのかどうすればいいのかわからない状態が怖い。そう。怖い。助けを求められないことも、何を助けてほしいのかわからないことも、助けを求めたってどうにもならないことも。あの状態が嫌なんだ。自分も、誰も、どうにも出来なくて、慰められて恥ずかしくなって不甲斐なくて悔しいあの状態が。そしてこの感情を今まで誰にも話せなかった。自覚していなかった。自覚したって何に使えるわけでもなかったから。自覚したって耐えることに変わりないから。治したいなら我慢して慣れるしかないと言われるだけだったから。「それしか治療法がないんだから。」くそつまんねぇなぁ。ふざけんなよ。私の感覚も状態も治し方も知らないくせに私の感情否定してんじゃねぇよ。いらないんだ。お前の言葉なんて。何の役にも立たないお前の言葉なんて。無知で他人を苦しめてることにすら気づかないお前の言葉なんて。いらないよもう。お前の生き方いらない。私は私で新しく探す。私のルートをつくる。お前つまんないからいらない。私は想像と未来に自由がほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?