エンジニアにジョブチェンジした話
はじめまして、おちゅんさんからバトン受け取りました!
GMOペパボ新規事業開発部エンジニアのジャスミンです。
GMOペパボ鹿児島オフィス Advent Calendar 2023のエントリー10日目です。
今日は、CSからエンジニアにジョブチェンジした体験を書いてみようと思います。
CSを選んだ理由
前職でもカスタマーサポートに従事していました。
経験値を積んで、もう少し高品質な応対スキルを身につけたいと考えていました。
ペパボCSをやってみた感想
経験が積めたのはもちろん、想定していた以上に楽しく、充実していました。
これまで使ったことのないツールを多く扱えるようになりましたし、テキストベースでのコミュニケーションの質をあげることができました。高いホスピタリティを学ぶこともできました。
毎日1件1件真剣に向き合っていたので、ユーザー様からの「ありがとう」の一言がとっても大きな喜びでした。
それくらい打ち込めたのは、チームメンバーに恵まれていたから。
「いいね!」を積極的に言葉で伝えるのが通常というポジティブな空気感は稀有で、知識だけでなく気持ちの面でも、チームメンバーのサポートは素晴らしいです。
些細な会話でも隙あらば笑わせてくれる温かな空気感も大好きで、今でもチャンネル内の会話をのぞいては1人にまにましています。
(専用スタンプ「隠れじゃっすぅ」を押してもらえるのも快感でやめられない。。。!!)
転機
CSとして1年を迎える頃、RailsGirls Kagoshima 1st(プログラミング体験イベント)に運営側として参加することになりました。
そこで、プログラミングに強い興味をもちました。
また、そのときのエンジニアの方々のレクチャーのレベルの高さ、会場のポジティブな熱気に感銘を受けました。
「これがきっかけでエンジニアになる人が出てきたら、もっとおもしろくない?」と、ちょっぴりいたずらを仕掛ける気持ちで考えました。
迷い
ぱっと思いついてはみたものの、イベント終了後に情報収集をするにつれ、不安が出てきました。
「30代で今更勉強したところで、たかが知れているのでは?」
「仕事につながらないことに、そんなに時間かける?」
「未経験ってハードルが高い」
「相当勉強しないとついていけないのかな?」
ネット情報から先を想像して、一歩を踏み出すのをためらい、悩んだ期間が3ヶ月ほどありました。
やっていき・のっていき
そんな折、オフィスに出社した際に先輩のエンジニアの方々から、ペパボではキャリアチェンジを受け入れていることを聞きました。
先輩方の「年齢は関係ないですよ」といった温かな寄り添いと、圧倒的ポジティブな「いいじゃん!!」に背中をおしていただきました。
あとは軽やかに「バーン!」するだけです。
本気で遊ぶ決心がつきました。
エンジニアになるためにやったこと
挑戦させていただくには最低限の知識は持っていなくてはと考え、基本情報技術者試験に挑戦。どうにか合格することができました。
以降はRailsチュートリアルに取り組み、WEBアプリを制作しました。
「プログラミング言語とは?」という超ど素人からのスタートだったのですが、始めてみるとおもしろさが勝り、夢中になってしまいました。
CSからエンジニアへ
2023年6月、ちょうどRails girlsに参加して1年後に、エンジニアへのジョブチェンジを叶えることができました。
CSチームの方たちの応援や新しいチームの方々の歓迎が本当に嬉しく、ペパボに入ることができて、続けることができて本当に良かったと思いました。
エンジニアにジョブチェンジして気づいた課題
思いがけず苦労したのは、慣れていると思っていたテキストコニュニケーション。
当たり前ではありますが、CSとエンジニアでは相手、言葉の厳密さ、帰結させるポイントが異なるので、全くの別種のスキルが必要になる感覚でした。
特に、自分の考えを伝えるための言語化や、レビュアーさんの意図の汲み取り、私の言葉の理解が浅いことで生まれてしまう2者間の認識の差異を埋めていくことに最初は苦労しました。
そういった悩みは、オンボーディングでレビュアーさん側の気持ちや心理的安全性についてなどを共有いただいたことが大きな助けとなって、馴染んでいけました。
この恵まれた教育環境で研修を受けられることは、自分にとって本当に大きな財産です。
未経験の領域へチャレンジすることの不安
未経験のチャレンジには前述のとおり、不安もありました。
今回経験して得た一つの学びとしては、とても個人的なことではありますが「おもしろいと感じるか」は判断基準として有効ということです。
「おもしろいから」という動機は、「やらなければいけない」より心理的負荷を軽減するので、同じ時間を費やすにしてもストレスに感じにくいです。
ジョブチェンジの前は睡眠時間の確保が難しい時期もありましたが、おもしろさが勝ったからやめたいとは思わなかったのです。
(今思えば、昼夜忘れてゲームに没頭するのと同じハイテンションだったのかもしれません。)
また、仕事に結びついてもそうでなくても、興味あることに費やす時間が無駄になることは、私にはなかったようです。
私は過去にアロマテラピーを学びましたが、それは仕事にもなりましたし、今も毎日自分や家族のケアにそれらの経験が活きています。
挑戦してみたい気持ちを大切に行動をおこすことは、自分で自分の気持ちを尊重し肯定すること、自分に期待することに繋がります。
だから、始める前の不安より大きな感動を得られたかな、そこだけをとっても無駄は一つもなかったなと今回の経験を振り返って満足しています。
まとめ
エンジニアになって日が浅く研鑽の日々ですが、毎日がとても楽しく充実しています。
「やってみたいな、やれるかな」のわくわくとちょっぴりの不安をお持ちの方に。
挑戦してみて毎日がもっとおもしろくなった私の体験を、「いいじゃん!」にそえて送ります。
明日は、私がエンジニアを目指すきっかけをくれたエンジニアのkyokutyoさんです!
お楽しみに♪
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