【産後三日目】少し落ち着いて来た

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ベビは、23時前後の授乳まではよく寝てくれて順調だったものの、深夜2:30-授乳後、一瞬寝た後になぜか目を覚まし、そこからしばらくエンドレス夜泣きだった。
おっぱいくわえてもだめ、抱っこしてもだめ、ベビーベッドを揺らしてもだめ。
ただ時が経つのを待つしか無かった。
彼女はひとしきり泣いて、スイッチが切れたように寝落ちした。

気付けば早朝。
1番寝たい時間にほぼ起きていたため、今日の朝はきつかった。
朝体温を測りに来た助産師さんに話すと、その時間泣くのはあるあるだよ〜と言われたので、まあ仕方なかったか、異常なしならいいか、と開き直る。

11時から、沐浴の見学をした。
入院中は病院スタッフが沐浴に入れてくれるが、今日はそれを見学する日だった。
もう1人のママさんと2人で見学、モデルはうちの子だった。
よく寝ていたが、沐浴の途中からギャン泣き。
おそらくは授乳を控えていてお腹も空いていたのだろう。
うちの子だったため、動画も撮らせてもらったので、あとから復習しよう。

そしてベビの聴力検査も異常なし。
母子ともに順調であることが何よりだと毎日ひしひしと実感している。

その後の授乳後は順調で、よく飲み、よく寝た。

午後は栄養士からの調乳指導を聞いた。
よい母乳のためには、タンパク質、特に魚の摂取が大切らしい。
魚は調理が面倒ではあるが、頑張って食べることにしよう。

夕方母が面会に来た時だけはギャン泣き。
こんなに泣くの、とびっくりされた。
わたしは他に比較対象がいないのでこんなもんだと思っていたけど、わたしも妹もここまでなかったらしい。
いろんな子がいるんだな。

ミルクの量を増やした夜は、お腹が満たされたのかよく寝るようになってしまい、授乳のため強制的に起こす羽目に。
助産師さん曰く、小さめベビのため、体重を増やさなくてはいけないので、3時間ごとのミルクは必須とのこと。

なかなか起きなくてふにゃふにゃした表情がたくさん見れて、本当にかわいかった。
いろんな表情の写真が撮れて、一瞬一瞬のかわいさにとろけそうだった。(親バカ)
夫にもたくさん写真を送り、一緒に癒されている。
夫からも「天使じゃん」とか返信が来る。
彼も順調に親バカ度が増している模様。
早くリアルタイムで分かち合いたいね。

今日も食事は相変わらず豪華で美味しい。

7日の午前中には退院だが、いろんな意味で名残惜しい気持ちになりつつある。
もちろんここにいれば医療スタッフが常駐していて安心というのは大きく、自分たちでやっていけるのかとやっぱり不安になってしまうし、
もうこのご飯が食べれなくなるのか、というのも大きな理由のひとつ。笑

出産はまだほんの3日前で、陣痛中は、もう二度と妊娠なんてしたくない、夫よ一人っ子にしようごめんね、なんて思っていたものの、
まだ3日しか経っていないのに、新生児がこんなにかわいいのなら、またそのうち新生児に会いたいな、なんてことを早くも思ってしまう自分がいる。笑
でももちろん、陣痛も出産の痛みも忘れた訳ではなく、やっぱりこわいけど……笑

今は病院で楽ができているからそんなことが思えるんだ、とか、ツッコミどころは満載だが、自分の気持ちがここ数日で劇的に変化しまくっていて、我ながら興味深い。

妊娠中も振り返れば大きなトラブルもなく、本当に運が良かったと思っている。
切迫流産もなく、つわりも軽め(もちろんきつかったが、嘔吐もなく、入院や点滴もなし)、安定した成長、切迫早産もなし、妊婦側の体のトラブルもなし、体重の指摘もほぼなし。
自然分娩で、所要時間もそう長くなかった。

周りの話やコウノドリから、妊娠中、出産中ともに本当に何があるかわからない、ということをずっと頭の中で思っていたため、
出産までを振り返ってみると、そろりそろり吊り橋を渡っていたら、思った以上に無事に向こう側にたどり着いていた、という感覚かもしれない。

夫や義実家という存在に加え、娘という大切な存在がまた増えてますます幸せだと思う反面、それらの幸せを失うのが怖いという謎のネガティブモード(?)にも陥る今日この頃。
どうか世の中が平和で、娘にも健康で幸せな人生を送って欲しい、という気持ちが日に日に高まる入院生活。

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