【生後9ヶ月】こどもがいるということ

娘が生まれて早9ヶ月が経過した。
最近も娘の成長は凄まじい。

人見知りや後追いの時期というせいもあり、小児科で、ちょっとベビーベッドを借りたりするとギャン泣きしてしまう。
今日は病院にかかったが、診察室に入り、椅子に座っただけで既に泣きそうだった。
前は大丈夫だった聴診器もギャン泣き。

いろんな面で、自我が芽生えてきたんだなと思うことも増えた。
あやすと笑うことも多く、満面の笑みを浮かべてくれる娘は本当にかわいい。
何かを訴えるように話しかけてくる娘もかわいい。
少し前までは、独り言のような感じだったのに、最近は、明らかに何か話しかけてるんだな、という感じがして、成長を感じる。

身体面の発達も凄まじく、最近ひとりたっちの練習を始めたらしい。
ベビーサークル沿いに伝い歩きのようなものもしている。
早い。早いぞ。

そんな娘を見て改めて、1年前お腹の中に居て、お腹を蹴っていたのはこの子なのか、と思うとすっごく不思議な気持ちになる。

こどもができてからというもの、独身時代とは別世界に足を踏み入れたという感覚がある。

独身時代、楽しいこともたくさんあった。
子供が生まれ、少なくともしばらくはできないことも山ほどある。

ちょっと自分の服を買いに行きたいなと思っても、それすら簡単では無い。
友達とランチをしたくても、こどもは?連れていく?お店は?交通手段は?
預ける?夫?母?ファミサポ?
などと、自分のちょっとした希望を叶えるためにやることが爆増する。

でもだからと言って、そんな自由な時代に戻りたいのかと思うと、それもそれで違うような気もする。

たしかに自由は恋しいと思うこともあるけれど、この子がいない人生は考えられない、という感覚なのかなと思う。
それに、こどもはいつまでも自分の元にいるわけではなく、いつか手を離れていくということが常に頭の片隅にあるのも大きいかもしれない。

知り合いにも、こどもが大きくなって自分のやりたいことを謳歌する人は沢山いるから、わたしも将来こんなふうになれたら、とも思うし。

今、娘はまだ赤ちゃんだけれど、今後どんどん成長していく。
幼児になり、学校に通うようになり、大人になっていく娘と、どんな関係を築いていくことになるのか。

それまでに大変なこともまた、山ほどあるだろう。
どんな風にかかわればよいか悩むことも絶対たくさんあるはず。
ただひたすらかわいい赤ちゃんの時期が少しずつ先に進んでいくことが、すでに寂しい気持ちもある。
でも一方で、楽しみなこともある。

子育てのそれぞれの過程を楽しんで行けたら幸せだな、と、ただただ思う。

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