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睡眠時無呼吸といびき対策(1) 背中にブロックを付ける

睡眠時に無呼吸になったり、いびきをかくのは、舌などが重力で気道を塞いでしまうことが原因であることが多く、自分もその一人です。そのため気道を塞がないように、舌などに重力がかからないような方向で寝ること、つまり横を向いて寝るためのお金のかからない方法をいくつか考えてみましたのでご紹介します。

NHKの健康番組「チョイス」で、大阪大学の研究グループが考えられた方法だったと思いますが、パジャマの背中側の首の下あたりにポケットを付けて、そこにテニスボールを入れて寝るという案が紹介されていたので自分も試してみました。実際にやってみるとボールに乗り上げて体が仰向けになってしまうことがあるので、自分に合うように工夫してみることにしました。ボールよりも大きな物を背中に付けることによって、横になったときに仰向けにならないように考えてみました。

発泡ブロックのツール(1)

そこで、まずはダイソーに売っている発泡スチロールの軽いブロック「発泡ビッグブロック」を買ってきて、その穴に紐を通し、その紐を肩にかけて背中に密着させ、ブロックをランドセルのように背負うような姿勢で寝るということを試してみました。

ダイソーの「発泡ビッグブロック」

ブロックを紐で背中に固定する方法は、図のように2本の紐をブロックの穴に通して輪にし、ランドセルを背負うように両側の紐に腕を通す感じです(下図)。

発泡ブロックを使ったツール

つまり、背中がブロックを乗り上げない限り、寝返りを打てなくしようとする案です。これはある程度の効果はあったと思いますが、背負うのが煩わしくなり、まもなく次の方法に移行しました。

発泡ブロックのツール(2)

次に試してみたのは、この発泡ブロックを2つに切り分けて、長さを調節できるベルトで2つを結び、ベッドの上に置いて、その2つのブロックの間で横向きに寝るというものです。ベルトの長さを、2つのブロックが胸と背中にぎりぎり触れるか触れないかくらいに調節します。これも、背中がブロックを乗り上げない限り、寝返りを打てなくしようとする案です。これは最初の方法に比べて、寝る前の準備や夜中に起き上がったりするときのことなどを考えると体に装着する必要がないので便利になりました。

2つに切り分けてベルトで繋いでみた

これらの方法によってある程度は改善しました。それでも睡眠中の音をアプリで録音したものを聞くと無呼吸になっている時があったのです。

原因を調べるために、iPhoneのタイムラプス機能を使って録画してみると、無呼吸になった時刻には、体は横を向いているけれども顔だけが仰向けになってしまっていることがわかりました。そのため、さらに別の方法を考えることにしました。

【ご注意】

・これらの方法を試されたときに、もし起床時などに睡眠が浅いと感じたり日中に眠気を感じた場合は、寝返りが打てないことが睡眠の妨げになっている可能性がありますので、それ以上は行わないで下さい。
・これらの方法も含めて、紐を使用される場合は寝ている間に紐で首などが締まったりすることがないように十分に気をつけて下さい。
・何らかの弊害があった場合に当方では責任を負えませんので、試される場合は自己責任でお願いします。


(次回につづく)


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