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サンタさんに会ったクリスマス

正直、クリスマスってどうも馴染めない。
子どもの頃はサンタさんやクリスマスプレゼント、ケーキなど『特別な日』だったけど、お年頃を遥かに越えて、更年期となった今となってはいつもの日常としか感じない。

それでも、「今日はイブだからステーキ食べに行こうか」と誘ってもらい、特に予定のない者同士3人で食事した。

クリスチャンにとっては神聖な日でもある大事な日なのに、キリストには馴染みの薄い私は、よく理解しないまま、非日常を醸し出す『きっかけ』に利用しているのかもしれないし、商業ベースに踊らされているだけなのかもしれない。それでも誰かとご飯を、しかもステーキを食べられたし、久々のメンバーだったし、棚からぼた餅の気分になった。誘ってくれてありがとう♡素敵なクリスマスプレゼントをもらった気分だ♡(結局チャッカリ)

子どもの頃にサンタさんをみた

私は時折、なんとも説明できないものをみたりして、家族に笑われるのだが、子どもの頃に一度だけサンタさんを見たことがある。

妹と二段ベッドに寝てた小学校低学年の頃だった。
サンタさんは何をプレゼントしてくれるのだろうとワクワクしながら眠りについたが、眠りが浅いようで途中で目が覚めた。

正直、眠りが浅かったのか、寝付けなかったのか、たまたま起きたのか、この辺の詳細は不確かだ。

だけど、壁を向いていたところを寝返りを打ってみると、天井からぶら下がっている蛍光灯(ヒモが垂れていて、ヒモを引っ張って明るさを調節するやつ)のヒモにサンタさんがぶら下がって、天井に向かって登っていくところだった。ニコニコしながら「よいしょ、よいしょ」って登ってた。

今考えても、ぶら下がっているヒモの長さは30cmもないだろうし、記憶ではサンタさんの身長は30cmくらいだし、辻褄が全く合わないんだけど、二段ベッドの上段から見る景色や見慣れた電気、寝るときの豆電球に違和感はないし、ハッキリこの目で見たと今でも信じ込んでいる。

そういうときでも、違和感や驚きは全くなく、「あ、サンタさんだ!」と妙に納得して終わってしまう私だった。

雛人形が雛祭りの歌を歌っていた

同じく子どもの頃に夜中にトイレに起きて、トイレに行こうとリビングを通ったときに、飾ってあった雛人形たちが「灯りをつけましょうぼんぼりにー」って歌っていたことがあって、その時も「あ、みんなで歌ってる」としか思わず、さして驚きもせず、妙に納得してそのままトイレに向かったり。

翌朝、お母さんに話すと「夢を見たのね」と言われるだけで、兄弟に話すと「また変なこと言ってる」と笑われるだけだった。

忘れたころに、他にも後から考えると不思議な光景や体感をいろいろするのだけど、こういうことは『話せる人』と『話さないほうがいい人』がいるんだとなと分かり、一人密かに楽しんでいるのである。

みなさまにとって素敵なクリスマスとなりますように♡(チャッカリ)