国際結婚の流れインドネシア編
丸1ヶ月ぶりの更新。
その後、大使館での手続きを終えて「婚姻要件具備証明書」という書類を発行してもらった。
ちなみにこの書類を発行してもらうためには下記の書類を集める必要があった。
<日本人婚約者>
・戸籍謄本
・住民票
・独身証明書
・家族の同意書
・パスポートのコピー
・顔写真
<インドネシア人婚約者>
・独身証明書
・出生証明書
・家族登録簿
・系統証明書
・両親証明書
・両親又は家族の同意書
・IDカード(KTP)又は在留カード
・パスポートのコピー
・顔写真
日本国内で手続きを進める場合、インドネシア人側の出生証明書などの書類はインドネシアから取り寄せる必要がある。
コロナ禍のせいなのかはわからないけど、届くまでに2ヶ月ほどかかった覚えがある。
コロナ禍はまだまだ続くかと思うので、特にビザの更新が迫った方と国際結婚する際は早め早めの準備が必要になると思う。
このやっとの思いでもらった「婚姻要件具備証明書」を日本の市役所に婚姻届と共に提出し、国内上の手続きでは結婚が成立したようだ。
婚姻届を出しに行った市役所ではインドネシア人の国際結婚手続きをしたことがなかったらしく、手続きが終わるまで3時間ほど待っていた。
手続きをしてくれた職員さんは半日ずっと私たちの手続きに時間を割いてくれていたのでなんだか申し訳なくなるほどだった。
もしスムーズに手続きを進めたい方は、相手の国籍の手続き処理実績が多そうな市役所に行くといいかもしれない。
市役所からその場で「婚姻届受理証明書」を発行してもらい、すぐにインドネシア共和国大使館へ郵送した。
数日後に返送が来た。
返送の封筒には下記の書類が入っていた。
①配偶者ビザ取得に必要な書類
②本国へ提出するための書類
②の書類は1年以内にインドネシアに届け出する必要があるらしい。この書類を提出してやっと国際結婚が成立するそうだ。
それとは別に宗教上の結婚も行わなければいけない。
我々日本人の感覚では婚姻届を提出すること=結婚だが、イスラム教では結婚式を挙げること=結婚らしい。
ついに来月、イスラム教に改宗し、結婚式を行う予定だ。
気兼ねなく豚やアルコールを口にできるのはこの数週間が最後かもしれないが、あまり実感は湧いてこない。
結婚式が終われば次は配偶者ビザの申請に進むこととなる。
これまでの書類を集めてくる活動もけっこう大変だったが、ビザ取得はさすがにもっと厳格そうでこれまで以上に大変そうだ。
ただ、なかなか他の人が体験できることでもないし、話のタネとしても良い経験なので、楽しみながら進めていこうと思う。
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