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有効期限が切れてしまった免許・再取得方法 *海外在住者編*②

免許再取得の書類に足りなかった出入国記録開示請求書を取得する事ができ、いよいよ運転免許センターへ行ける準備が整った。

実家は千葉県。千葉県運転免許センターの案内なので、それぞれ都道府県の免許センターの案内を一読されることをお勧めする。

持参するもの

1)申請書(センターで申請書をもらい記入)
2)旧免許証
3)申請用写真1枚 縦3.4センチ×横2.4センチ(証明写真機はセンターに設置あり)
4)戸籍謄本、居住証明書、パスポート(千葉県の場合) ※ 各都道府県により書類申請が違うようなので各運転免許センター等に問い合わせが必要
5)海外滞在等の事実を証するに足りる書類(スタンプ(出入国記録)が押印された旅券、出入国在留管理庁が出入(帰)国記録に係る開示請求を受けて発行した文書等)
6)申請料 

受付時間は午前8時30分~9時と午後1時~1時30分
早く済ませてしまおうと午前8時には免許センターへ到着したのだが、既に物凄い列が出来ていて驚いた。

しかしその長蛇の列は一般の免許更新の方々のみで、私のような有効期限切れ申請者は別の窓口だった。

まずはセンター内で申請用写真を撮る為、証明写真機へ向かう。 2台しか無かったのだが、持参しない人はほとんどいないようで私以外一人しかいなかった。 

期限切れ申請者の窓口は少し時間を要した。 と言うのも、この窓口はどうやら日本人の海外在住者及び日本在住外国人用らしく、難しい日本語が多い書類の説明に時間がかかっており、1人に要する時間が長くなるからだった。

私の順番となり、担当者から申請書類を渡されその場で記入、有効期限切れになった理由と必要書類の確認、申請料支払い受付で支払いを済ませてこのカウンターに戻るよう指示された。私の所要時間は5分はかからなかったように思う。

支払いを終え、窓口へ戻り領収書を担当者へ渡すと、やっと一般の免許更新者と同じ手続きへ向かうよう指示された。

手続きの順序

  1. 適性試験(視力)

  2. 免許の登録

  3. 写真撮影

  4. 講習受講(優良運転者講習・一般運転者講習・違反運転者講習・初回更新者講習)

  5. 免許証交付

講習受講は期限切れの免許の色と同じ色の免許の講習となる。

期限切れ再取得だったのでまた一般になったと思っていたので、優良のゴールドを維持できる事を知り、また優良免許者は最短30分の講習と言うことで、何だか得をした気分になった。

しかしこの講習、毎回思うのだが、海外には無い免許更新時の講習は改めて運転する際に気を付けなればならない事など、運転をする際の注意事項を再確認させてもらえる。

こんな素晴らしいシステムがある日本。 イギリスで感じる運転する際に必要な知識の欠落が多いドライバーを毎日見てる私としては、この日本の素晴らしい自動車教習所と免許更新の際の講習のシステムを世界へ輸出してはどうかと本気で思う。

さてきっかり30分で講習修了。新しい免許を頂いて免許再取得終了。

こういう時間に正確なところも日本の凄いところである。 海外に住んでいる人は皆感じることだ。

今回の有効期限が切れてしまった免許再更新の手続きの経験が、海外在住者にとってパスポートのスタンプがいかに大切かと言う事を思い知った出来事でした。

海外在住の方はお気をつけくださいね。


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