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【インバウンドの未来】インバウンド復活までの流れを予測

現状、訪日外国人客数の前年比は99.9%減となっています。



しかし、インバウンドは長期的に確実に戻って来ます。どういう流れでインバウンド戻ってくるか気になる方も多いと思います。今回はインバウンドが戻ってくる4段階の流れで紹介していきます。

国内旅行の復活

まず初めにGo Toトラベルの影響もあり、国内旅行が復活してきています。
その中でも注目すべきはマイクロツーリズムです。星野リゾート代表の星野さんが提唱されており、自宅から30分〜2時間の範囲で移動や旅行をすることです。


今までは遠方の地に旅行するのが定番でしたが、今後は地元や住んでいる都道府県の魅力を開拓するという人たちが増えてくると思われます。例えば、横浜在住の人が箱根・鎌倉へ訪れ観光するとマイクロツーリズムになります。マイクロツーリズムは日本のみならず世界中でも増えています。

ビジネス客や留学生

続いて海外からはビジネス客や留学生が中心に戻って来ます。2020年8月からは在留資格保持者の再入国の許可がおりました。


ビジネスによる出張での来日や再入国ではなく、新しく来る留学生などが戻って来ます。

東アジアの旅行者


中国・韓国・台湾・香港などを中心とした東アジア。インバウンドランキングTOP4が先に戻ってきます。東アジアからの観光客が戻ってくるとインバウンド全体の旅行者の割合で70%以上を占めます。つまり、インバウンドはかなり復活と言えるようになると考えられます。


欧米豪の旅行者

東アジアの旅行者が戻ってきた後に、アメリカやヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなどを中心に欧米豪の旅行者が戻って来ます。

インバウンドはいつ戻ってくる?


このような流れでインバウンドが戻ってくることが想定されていますが、実際にインバウンドがいつ戻って来るのか?

それに関しては様々な説がありますが、インバウンド復活はまだ先になりそうです。東京オリンピックが開催されるか否かによってインバウンドの状況は変わっていくと思われます。東京オリンピックが開催される場合2021年7月頃に復活、もし開催されなければインバウンドが戻って来るのは2021年秋頃が予定されます。欧米豪がターゲットの場合は1年以上は戻ってこない可能性があります。欧米豪をターゲットにインバウンド事業をやっている方は、できる限り不要な出費は抑えて節約していき、生き残ることを優先してください。また、東アジアがターゲットの場合欧米豪より先に戻って来ます。来春に向けてインバウンド受け入れの準備を進めましょう。


さいごに...

現状はインバウンドビジネスは難しいので、それこそマイクロツーリズムや国内旅行者の人たちをターゲットに変えていくこともあります。私たちも12月から日本人をターゲットにしたツアーとして「えんとつ町のプペル渋谷フリーツアー」を始めました。

今回紹介した流れでインバウンドは戻って来るのでいろんな準備も重ねてやって頂ければと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
これまでのJLB(Japan Local Buddy)のFree Walking Tour やガイドに関する記事も読んで頂けると嬉しいです。



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