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【トラブル事例】ガイドが気をつけるべきトラブル5選と対策

今回のnoteではツアー中ガイドが気をつけるべきトラブル5選と対策を紹介します。


ツアーには様々なトラブルがつきものです。その際、いかに冷静に柔軟な対応できるかがカギになります。ツアー中のトラブルは事前準備によってスムーズに解決できることも多いです。これから、5つのトラブル例と対策を挙げていきます。

①集合場所でゲストと出会えない


1つ目のトラブル例は集合場所で出会えないことです。
例えば渋谷ツアーの場合、集合場所はハチ公像前になります。日本人にとっては定番の場所ですが、外国人観光客にとってはそうではありません。なぜかというと、ハチ公像自体があまり大きくなく目立たないことや、人が多すぎてガイドが見つけづらいなどがあります。
私たちは、大きなツアー看板を掲げ対処をしています。理想的な集合場所は人が少なくてわかりやすい場所です。例えば、集合場所としては駅の改札前がおすすめです。なぜなら、駅には基本的に○○出口と書いてあり、そこを出てもらうとスムーズに合流できます。ツアーでは、人が少なくわかりやすい場所を集合場所にしてみてください。

②ゲストの遅刻

ゲストの遅刻は一番ツアー中に多いトラブルです。感覚的に2割〜3割のゲストは遅刻してきます。遅刻のトラブルは複数組でのツアーになると全体の満足度が下がる原因に直結します。対処法として、参加可能なのは集合時間の10分後まで、10分以上遅刻したらどんな理由があろうとも参加や合流できない事をツアーの規定に書いておくことを勧めます。事前にルールを決めておくと揉めることもありません。10分くらいだとツアー参加者の満足度は下がりにくいですが、15分を超えてしまうとコンテンツ自体が短くなってしまうので10分くらいがちょうど良いかと思います。ガイドさんが可能ならば、実施側の判断で別日に振替でツアーを行うこともありだと思います。事前にゲストに対してしっかり伝えておくことが重要です。

③訪れたスポットが休み

事前に訪れるスポットが営業しているか確認することは基本ですが、ネットには載っておらずツアー中訪れたスポットが休みの場合もあります。その場合の対策として、代わりになるスポットを事前にいくつか準備しておくことです。お店などが急遽休みの場合でもスルーして予備の場所をスムーズに案内できるとゲストの満足度も下がりにくいです。いかに柔軟に対応できるかがガイドにとって重要になります。

④階段や段差に気をつける

ツアーには若者からお年寄りなど様々なゲストが参加されます。足が不自由な人や車椅子の方も参加されるので、階段や段差などは極力少なくしたり、
バリアフリーでのルートも頭に入れておく事を勧めます。少し遠回りしてでもエレベーターやエスカレーターなどツアーのコースを事前に調べておくことが重要です。今後のツアー業界ではさらにアクセシビリティが求められてきますのでより意識してガイドしてみてください。

⑤通行人の妨げにならない


ガイドがツアー中に、道の真ん中で説明してしまうと通行人の妨げになります。ガイドとして周りに迷惑をかけてしまう行為はNGでガイドとして失格です。通行人の邪魔にならないか?事前に歩いて確認しておき、ツアー中の説明は、広めのスペースを把握しておきそこで説明することでツアーがよりスムーズになります。

ガイドが気をつけるべきトラブル5選と対策まとめ

①集合場所で出会えない
②ゲストの遅刻
③訪れたスポットが休み
④階段や段差に気をつける
⑤通行人の妨げにならない

さいごに...


ここまで読んで頂きありがとうございました。
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