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横浜中華街の食べ歩きトレンドが20年前と全然違う

今日は妻の病院の付き添いがてら、二人で春節以来の中華街散策に出かけました。春節の時は凄まじい人混みでお店をじっくり見る余裕がなかったので、今日は割とゆったり食べ歩きすることができました。

さて、私はおよそ17〜8年前、大学4年生の時に1年間中華街の雑貨&中華饅頭屋さんでアルバイトしていたのですが、当時から残っている老舗はもちろんたくさんあるものの、高級中華の聘珍楼が閉店してしまったり、今日行ったらそれ以外にも色々なお店が閉店して新装開店の準備中のテナントもあったりで、コロナ禍を経てやはり飲食店は相当苦労したんだろうなぁという印象。

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そんな中で、私がアルバイトをしていた20年近く前の中華街で食べ歩きと言ったら、肉まん、あんまんなどの中華まんに胡麻団子、あとはココナッツジュースにタピオカミルクくらいだったのですが、近年は何と言っても台湾グルメのブームがすごい!

顔より大きいBIG唐揚げの鶏排(ジーパイ)や、胡椒餅、あとは去年上海に行った際に南京路でも行列が出来ていた鲜肉月餅(上海式ミートパイ)も売られていました。他にもいちごとマスカットの冰糖なんか、日本人観光客向けにアレンジしていた中華街がどんどん中国の最新トレンドを反映するようになってきましたよね。レストランも東北料理や湖南料理などかつては見られなかったガチ中華が増えているし。

ちなみに「北京ダックロール」って高級料理の北京ダックをそんな扱いしていいの?っていうポップな軽食もありました。

ちなみに、私が今イチオシのお店は焼き小籠包の人気店「鵬天閣」。何を隠そう私の親戚の大姐(妻の母の姉の娘)が点心包み師として務めていて、ガラス越しにその勇姿を観ることができます。

お世辞抜きにうまい!台湾ビールとの相性も最高でした。

焼き小籠包(生煎包)のお店も昔は中華街に1、2箇所しかなかったんですが、今日行ったらもうどこもかしこも焼き小籠包だらけという感じで、このトレンドに一斉に乗っかる雰囲気も中国っぽいというか・・・

あらためて1日1万個が売れるという小籠包の名店「鵬天閣 新館」、点心師の皆さんの小籠包を包むスピードがとにかくすごいのでぜひ覗いてみてください。

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