パイプカット体験記〜完結編〜
やってしまいました、ぎっくり腰!
床に落ちてるゴミを拾おうと腰を曲げた瞬間に「バキビキビビビッッ!!!」と雷に打たれたような衝撃…
いまソファで療養しております…
子供たちよ、抱っこが出来なくてごめんよ…
というわけではありますが、しっかりとブログを更新します!
この度はご購入いただきまして誠にありがとうございます!
パイプカットを検討しているのに情報が少ない…という方がご購入して下さってるのかと思います。
いくつかの見出しと日記形式で書いていきますので、どうぞ最後までよろしくお願いします!
そもそもなぜパイプカット??
ありがたいことに私は3人の子宝に恵まれました。
妊娠、出産という精神的、肉体的にも辛かったであろう日々を思うと妻には頭が上がりませぬ。
そして3人目が生まれた後に妻と今後の家族計画について話し合いをしました。
我が家の結論としては子供は3人で十分で「これ以上の妊娠は望まない」というものでした。
卵管をカットする手術や避妊具を付ける手術もあると妻から提案がありましたが、すぐにそれには「NO」を出しました。
あんなに大変な出産を3度もしたのに、さらにそんな手術を受けてもらいたくないと思ったので。
かといって、その時にはまだ「パイプカット」という選択肢はありませんでした。
コンドームを装着してセックスをすれば良いと。
薬局でいくつかの種類のコンドームを購入して、試すのは少し楽しさもありました。ボツボツしてたり匂いがついてたり、光ったりするのもあったり…すご。
しかし…だんだんとコンドームに煩わしさと金銭的にもったいないという気持ちが出てくる…。
それに…
「正直コンドームを付けてセックスするの気持ちよくない…」
「夫婦なのに、これから先セックスをする時はコンドームを付けて0.02mmの隔たりが生まれるのか…」
たった0.02mmの隔たりといえど私にとっては、とんでもなく高く厚い壁が立ちはだかった気分でした。
しかもその隔たりを取り除く事は出来ない。
一生。夫婦なのに。
「愛してるなら0.02ミリ離れて」なんていうキャッチコピーもありますが。
ここまで思い悩んでしまうとね。なりますよね。
セックスレス。
もうね、セックスするのも面倒になってしまいます。
そんなモヤモヤした日々を送っていました。
「生で中出しがしたい…」
モヤモヤとムラムラでイライラしていました。
そんな時、ネットサーフィンをしていると発見したのが「パイプカット」の広告。
すぐに私の心に「パイプカットをしようかな」という気持ちが浮かびました。
待て待て。
パイプカットってなに?
アソコをチョッキンすんの?
男性的にそれはどうなの?
生物的にどうなの?
てか、痛そう…
様々な不安が押し寄せてきます。
ところがですよ。
ネットで検索してもパイプカットの情報ほんとに少ない。
まあ私もこうしてブログには記していますが、私がパイプカットをしているという事実は私と妻しか知りません。
やはり周りにパイプカットしているという事は言いたくないですもんね。
パイプカットは周りにバレない?
私の場合、パイプカットをして一年以上が経ちましたが
誰にもバレていません。
私がパイプカットをしている事を知っているのは妻と病院の先生とこのブログを読んでくださってる方だけです。
ちなみに手術はお盆休み(4連休)の初日にやりました。
親しい同僚には「足の付け根にシコリが出来ててそれを取り除く手術をする」と伝えて、一応予防線を張っておきました。
これなら出勤初日に痛みで股間を押さえながら仕事に来ても違和感無いですもんね!笑
それにパイプカットは保険適用外の手術なので病院で保険証を提出する事はありませんでした。
受付の紙に名前と住所と電話番号は記入しましたが。(一応、しっかりと本名で。)
パイプカットは自分からカミングアウトするか、パートナーがカミングアウトしない限り周りにバレる事はありません。
「絶対に人には言わないでくれよな☆」って妻には言ってあります。
パイプカットをする前に
しっかりとパートナーと話し合いをして、じっくりと悩んでください。
基本的にはパイプカット手術を受けたら2度と元には戻れないと考えてください。
「やっぱりもう1人欲しくなった。」とか。
今は妻や子供と良い関係を築けているけど、未来なんて何があるか分かりません。
まさか、新型コロナウィルスなんて感染症がこんなにも流行して生活が激変するなんて思いもしなかったように。
未来に絶対はあり得ません。
何年後かにはパートナーと子供たちと離縁してしまい、新しいパートナーがいるかもしれません。
そして新しいパートナーとの間に子供が欲しくなっても、それは出来ません。
「パイプカットは不可逆」です。←超重要
後悔しても精子は発射されません。
(体外受精や養子縁組という方法はありますが。)
そして、パイプカットは誰かに強制されてするものではないですからね!
パートナーと話し合っても最後は自分で決めなきゃいけません!
とは言っても私もギリギリまで、いや寸前まで悩んでいました。
決意をして電話予約をしたつもりでしたが、当日に手術の説明を受けて同意書にサインをする時も「本当に良いのだろうか?」「今ならまだやめられる。」「てか手術めちゃこわい。」ってな感じで頭が不安でいっぱいになりました。
まあ最後は悩んでいた日々を思い出したら「やる。」という結論が出たので同意書にサインをしました。
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