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【MDPインタビュー】ジェイク・ビドウェル

第23節 vs.ワトフォードのマッチデープログラムより、ジェイク・ビドウェルのインタビューをお届けします。

※ところどころニュアンスで訳しているので、完全な内容を知りたい方は英語版をご一読ください。


【ジェイク・ビドウェル】
昨シーズンからスワンズでプレーするレフティ。スタミナを活かした上下動と、当たりの強さを活かしたクロスへの飛び込みを中心に、得点に絡むプレーを連発。今シーズンはここまで1得点4アシスト。



ージェイク、ここまではチームとしても個人としても素晴らしいシーズンを送っていますが?

「僕はウイングバックでのプレーを楽しんでいる。QPR時代にもそこでプレーしていたが、今とは違うスタイルだった。より5バックに近かったが、今シーズンのコナー(ロバーツ)と僕は頻繁に高い位置まで出ていっている。

同じフォーメーションだが、マインドセットは全く異なる。僕らは攻撃に加わる情熱があるし、そのご褒美を受けることができている。これを続けていきたいね。」


ーーあなたとコナーはゴールやアシストにおいて主要なインパクトを与えています。そのことについてはどう思いますか?

「前線まで駆け上がって攻撃に加わり、何かを起こすことは責任を伴う。監督は僕たちに、何かを起こすための自由を与えてくれている。

システムを機能させるためには、MFやWBが脅威的でならなければならない。僕らはそうした責任のもとで上手くやることができている。でもまだシーズンは半分であり、僕らは何も手にしていないんだ。」


ーーコナーとあなたはピッチでも近い役割で、ピッチ外でも近い場所に住んでいます。ご近所さんと言ってもよいですか?

「ああ。僕らは隣に住んでいるんだ。だから彼が工作をしているときにのこぎりで切る音もすべて聞こえてくるよ!
※ロバーツは工作(日曜大工)が趣味

彼は3匹の犬とガールフレンドと一緒に住んでいて、工作もしているから常に忙しくしているね。彼が退屈だったことはないと思う。それは確かだ。

彼のガレージは僕のリビングルームの隣にある。だから夜、僕がリビングで座ってTVを見ているときに彼が来ると、部屋の中を見通されているような気分になるんだ。コナーは常に忙しくしていて、ピッチ内外においてエネルギーに満ちている。ポジティブで、いつも笑っているね。」


ーーあなたがエバートンのアカデミーとサインした時にGKだったことはあまり知られていないと思います。

「そうだね。僕は若い頃から兄弟と一緒にプレーをしていた。家でも外でも。僕らは物を壊し、母を怒らせていたよ。

地元のクラブに入団したとき、僕はフィールドプレイヤーだった。だが僕たちのGKが家族に会うためにオーストラリアに6週間帰っている間、僕はゴールマウスを守り、その間にエバートンのアカデミーにスカウトされたんだ。トライアルはうまくいき、キーパーとして2年間を過ごした。

だが時間が進むにつれて、GKとしてはそれ以上楽しめなくなり、フィールドプレイヤーに戻りたくなった。なので僕は去ったが、6ヶ月後にフィールドプレイヤーとして(エバートンに)戻ってくることになった」


ーーあなたは2009年のBATE戦で、エバートン史上最も若くしてヨーロッパの舞台に立ちました。その経験から得たことは?

「その記録について立ち止まって考えることはないが、エバートンでは多くのことを学んだ。本当に多くのプロフェッショナルがいたんだ。ベインズ、ディスタン、ジャギエルカ、アルテタ、ネビル。彼らはすべてにおいてハイスタンダードだった。ピッチでの振る舞いだけじゃない。ジムでも、ファンと会うときも、彼らは常にベストの仕事をしていた。」


ーーエバートンでのアプローチと今のスワンズを比べるとどうですか?

「彼(スティーブ・クーパー)は監督としてはキャリアの初期であるが、ピッチでは本当に高いスタンダードを設定している。いくつかの点で、彼はよりリラックスしている。たとえば、僕らには罰金のシステムがない。なぜなら、それは自制であり、選手たちは罰金を必要としないでも大丈夫なほど規律が取れているからだ。

でもピッチに立ってコーチングを始めると、彼は非常に高いスタンダードを要求し、その点において選手たちが交渉する余地はない。好んでいるのはフットボールにおける規律であり、それは僕たちに適している。彼が要求しているスタンダードこそ、僕らがプレーしたいスタンダードなんだ。」


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<試合情報>
チャンピオンシップ第23節
2021年1月2日(土) 24:00キックオフ
スウォンジー vs. ワトフォード

視聴方法はこちらのページよりご確認ください!


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