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【MDPインタビュー】ジェイ・フルトン

FAカップ4回戦 vs.ノッティンガム・フォレストのマッチデープログラムより、先日2024年までの契約延長にサインしたジェイ・フルトンのインタビューをお届けします。

※ところどころニュアンスで訳しているので、完全な内容を知りたい方は英語版をご一読ください。


【ジェイ・フルトン】
現メンバーの中でスワンズ在籍歴が2番目に長い中盤セントラル。先日、新たな契約にサインし、10年目の節目を迎えるチャンスを手にした。今シーズンここまで、リーグで最も頻繁にタックルを成功させている。


ージェイ、あなたは新しい契約にサインしましたね?

「ああ。素晴らしいニュースだ。僕の契約は終わりに差し掛かっていて、新しい契約の話が来ることを本当に望んでいたからね。僕にとっても家族にとっても、ここに留まることを望んでいる。僕らにとってのホームなんだ。

なので、僕たちの先3年間の将来を知ることができたのは素晴らしいことだ。僕はハードワークを続けて、チームの助けになるよう努めるよ。

町とクラブは素晴らしい。僕たちはそれを愛している。僕のマインドは常にこのクラブに留まることだ。スウォンジーは僕にとっても家族にとっても大きな意味がある。」


ー新しい契約では、2024年までスワンズに留まることができる。それはこのクラブでの10年目に達するということですが?

「このクラブに10年間所属できることは僕にとって大きなことだ。最初の数年間は出場機会の面で難しかった。なぜならスワンズはプレミアリーグにいて、優れた選手がたくさんいたからだ。

しかし僕が(U23チームに)降格したとき、すぐにファーストチームに昇格し、数試合に出ることができた。それ以来アップダウンを繰り返したが、僕自身は何も変えなかった。

今回の契約についての話し合いが始まった時、僕は10年目の契約にたどり着くことに熱心だった。なぜならそれは大きな成果であり、僕にとって大きな意味を持つからだ。当時、このクラブに10年間もいるとは思わなかったね。」


ー多くのことが起きました。プレミアリーグでもチャンピオンシップでもプレーし、オールダムやウィガンへローン移籍もし、そこではリーグ1昇格も成し遂げました。振り返ってどうですか?

「僕がファルカークからスウォンジーに来た時、僕らは明らかにプレミアリーグのクラブだった。出場機会を得るのに苦しみ、ローンに出た。それがファーストチームでフットボールをすることへの助けになった。コナー・ロバーツやマット・グライムスのように。

ホテルに住むのは困難なことだった。僕がローンに出ている間、家族はスコットランドに帰っていたからね。しかしもう一度言うが、僕はこれらの経験から学びを得ることができた。

どちらかと言えば、その経験は、僕がスウォンジーに帰ったときに、監督のプランに入るんだという決断をより強めることに寄与したんだ。フットボールではどのようなシチュエーションからでもポジティブなものを得なければいけないと思っている。僕はそのようにアプローチしてきた。」


ーあなたは新契約によって、クラブで2番目に在籍年数が長い選手となりました。ウェイン・ラウトリッジだけがあなたより長く在籍している選手です。

「クラブでの10年目を迎えられたことは、本当に大きなことだ。僕だけじゃなく家族としてもね。なぜならここが僕らの家だからだ。これまでやってきた何かが正しかったことを示している。特にここ数年は多くの試合でプレーすることができ、幸せに感じている。

もちろん、ウェインは2012年からここにいて、クラブにとって本当に重要な選手だ。それに加えて、彼はグレートなキャラクターである。レオン・ブリットン、アンヘル・ランヘル、ネイサン・ダイアー、ギャリー・モンクのように10年以上プレーしてきた選手は、クラブに対して大きな貢献をしており、彼らはファンからの尊敬を受けていた。もし僕が10年目に到達することができれば、そのことを喜ぶだろう。」


ーホームのアストン・ヴィラ戦でデビューを飾った時は、夢がかなった瞬間でしたか?

「僕はデビューのたった3ヶ月前に契約を結んだ。そしてすぐにファーストチームのスカッドに入ることができた。何が起きているかを認識するには時間が速すぎたよ。その次のサンダーランド戦でスタメン出場するなんて予想していなかったし、信じられないことだった。シーズンの最終戦、大きなスタジアムと多くの観客、僕にとって素晴らしい瞬間だった。」


ースティーブ・クーパーは最近、あなたを究極のチームプレーヤーだとコメントしました。自分自身の貢献についてはどう思いますか?

「僕はピッチ内外において騒がしいタイプではない。でも、自分自身を証明するためのスタンダードを毎日位置づけている。スタメンで出れるのはたった11人しかおらず、全員が同じスタート地点にいる。僕らは3ポイントを獲得するために試合へ向かい、3ポイントを獲得できたら次の試合に向かうグループだ。チームファーストでなければならないし、僕にとっては難しいことではない、ノーマルだね。」


ーその無私無欲さはどこから来ていますか?あなたの父はプロサッカー選手ですが、彼からインストールされたのですか?

「僕は今までやってきた方法を続けている。それはハードワークをし、確実に準備をするということだ。ファルカークのユース部門にいる時、父はユースのコーチであり、彼とは毎日会話をしていた。なので彼は僕に大きな影響を与えているだろう。」


ー前述の通り、あなたには最近ファンタスティックなニュースがあった。新しい契約と、新しい家族もできたようですが。

「Jaredというもうひとりの男の子が生まれたんだ。クリスマスの前にSingleton病院で生まれたよ。妻と僕は本当に幸せを感じていたし、それは4歳の息子であるJensonにとっても同じだった。彼は大きな兄になったことを喜んでいるね。」


ー子供がいることもまた、あなたがここに定住していることを照らす事実です。スウォンジーでの生活は家族にとっても良いものに違いありませんか?

「ビーチは美しく、すべてが落ち着くんだ。僕らはここにいることを幸せに感じている。僕の家族がここに定住することを確保するための契約に到達できたのは重要なことだった。僕だけじゃなく家族全員がここを愛しており、今後も続いていくことを望んでいる。」


ーチームはリーグで非常に上手くやっています。全員が非常に大きな自信を持って戦っているように見えます。

「僕らには若く、多くのハードワークをする正直な選手のグループだ。特に最初のロックダウンから戻ってきたあとはね。フォーメーションの変更が助けとなり、全員がチーム内での役割を分かっている。僕らはディフェンス面においてリーグでもベストであり、加えて攻撃面でも常に得点を取ることができる脅威をもっている。」


ーFAカップは選手としてどれほど重要ですか?幼少期に観ることを楽しんだコンペティションですか?

「個人的には、勝利を目指すもう一つのゲームだ。これがチームとして持っている態度になる。もしそれができれば、チーム内の自信を築いていくことの助けになるだろう。」


ーあなたはスコットランドのユースレベルでは代表に選ばれていますが、フル代表ではまだキャップがない。それは野望ですか?

「誰もが自分たちの国のために戦いたいと思っている。ここ数年はそのことについては考えていなかった。なぜなら僕はスウォンジーで名を成そうとトライしていたからね。僕がここで上手くいけば、ナショナルチームへの選出に向けた大きなチャンスを掴むだろう。国を代表して戦うことは常に誇りであり、もしその機会が来れば僕も同じ気持ちだ。でもまずは、スウォンジーで上手くプレーすることを確実にやっていきたい。」


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<試合情報>
FAカップ4回戦
2021年1月23日(土) 24:00キックオフ
スウォンジー vs. ノッティンガム・フォレスト


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