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【Gapyear体験記#16】 松田文緒さん

名前 松田文緒                             年齢 17歳 
期間 2021年4月〜2022年3月末まで(高校を休学中)
滞在国 日本、デンマーク

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ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?

まず、学校への不信感がギャップイヤーをとることを決めた主な理由です。学校側から、インドへの留学を反対されてしまったり、「国際」という言葉がつく学科なのに、他の県立高校とあまり変わらないと感じていました。さらに自分自身が学校のカリキュラムに合わないと感じていて、ここで5年間過ごすよりも、自分で新しいことを見つけた方が人生楽しいだろうなと感じてもいました。


ギャップイヤー中に具体的にどんな活動をしていますか?

今は主に3つの学生団体の運営をしています。ギャップイヤー前に中学校の同級生と立ち上げた、「誰ひとり取り残されない社会」をつくる事を目標にした地域密着形の学生団体Linné(リンネ)の運営をしたり、この学生団体をきっかけに声をかけてもらった学生団体​​​​​​LEurselfでも運営メンバーとして、最近は「オンライン世界一周」という企画しました。また、この日本ギャップイヤー協会の運営に携わらせてもらっています。


ギャップイヤーを経験していてよかったと思うことやメリットがあれば教えてください。

本当にいいことしかないなと思っています!年齢的には高校生で、学校に行っていると1日の大半を学校で過ごすので、毎日会う人が同じなんです。だから交友関係も同年代しかなくて、とても閉鎖的なのですが、ギャップイヤーを取ることで、他県や世界中の人と繋がれたり、起業家の方など学校では繋がれないような方とお会いすることができています。また社会経験を通じて、ものの見方も変わったなと思っていて、学生ではあるものの、学生以外の視点からものを見れるようになることも、魅力のひとつだと思います。

そして人生が楽しくなったと思います!学校にいた時は、学校が合わなくて、否定される毎日でしたが、ギャップイヤー中の今は、周りの方が自分のことを肯定してくれるので、自分に自信がもてて人生が楽しくなりました!

ギャップイヤー中やギャップイヤー後に学びたいことや目標はありますか?

心理カウンセラーになって、メンタルヘルスに問題を抱える方のサポートをしたいなと考えています。また、目標のひとつに、田舎の空き家を自分でDIYをして、一緒に料理をしながら、カウンセリングができる場を作りたいと思っているので、今はその夢を叶えるために心理学を学びたいなと思っています。

自分って何がしたいんだろうと考えていた時に、以前学生団体経由で出会った方がされていた、デンマークのフォルケホイスコーレで教育の本質が見えた、というお話を思い出し、ここに行けば何か教育の本質が見えて来るかもと思い、12月からデンマークに行くことを決めました。そこでたまたま心理学を学べるフォルケホイスコーレを見つけることができたので、デンマークでは夢を叶えるために心理学を学んで来ようと思います。

ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。

ギャップイヤーを取ることは、多くの人が進む道から外れてしまうわけで、社会から疎外されるかもしれないという不安があると思います。ですが、それは自分の行動次第で変わるものだと思うので、不安をそんなに感じる必要はないのかなと思います。ギャップイヤー中は学校に行かないので、楽しい時期でもありますが、この期間の質は本当に人によって変わるので、他の人に言われたことを気にせずに、自分のやりたいことをして、悔いのないようなギャップイヤーを過ごして欲しいなと思います。

⭐️松田文緒さんのインスタグラム

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日本ギャップイヤー協会とは

”日本でギャップイヤーを広める、支える”ことを目標に活動しています。毎月7日、日本時間19:00からオンライン交流会を行っています!現在ギャップイヤー中の方、ギャップイヤー経験者の方、そしてギャップイヤーに興味のある方は是非是非参加してみてください!

質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします!

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