【Gapyear体験記#14】 ケニー・シュロフさん
名前 ケニー・シュロフ 年齢 40歳
期間 1999年6月(高校卒業後)〜2000年3月
滞在国 アメリカ、カナダ、メキシコ、日本
現在の活動(職業や学業)
IT業界で17年以上の経験があります。また現在は、小売関連の業務系のシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーをしています。
ギャップイヤーを選択した理由は何ですか?
小学校から高校卒業までをアメリカで過ごしたことで、日本の同年代よりも約1年早く高校を卒業しました。そして日本の大学に、9月入学はせずに、翌年の4月に入学をすることにしたので、その日本の大学入学までの約10ヶ月をギャップイヤーとして過ごしました。
ギャップイヤー中には具体的にどんな活動をしていましたか?
まずニューヨークからフロリダまでを車で移動して、フロリダで旅をしました。次に飛行機で、住んでいたニューヨークとは反対側にあるカリフォルニアやワシントンに遊びに行ったり、カナダのトロントに行ったりしました。その後、南米のメキシコにあるカンクンという場所のHoliday lnnに泊まっていたら、運が良いことに住み込みでアルバイトをさせてもらえることになり、Holiday Innに住み込みで働きながら旅行客や現地の人と交流を深めていました。12月にニューヨークに戻り、1月から3月までの間は日本で観光をしたり、アルバイトをしたりしていました。
ギャップイヤー中の経験が、今の生活(仕事や活動等)にどのように活きていますか?
何事にもトライすることができるようになりました。ギャップイヤーで、なんでもやってみるという精神を養うことができたからです。大学に入学してから、今までに本を3冊執筆しました。それがきっかけで、就職氷河期だったにも関わらず、正社員として就職できました。さらに、2011〜2015年までマレーシアのクアラルンプールで、自分の専門のIT系の仕事ではない事業の立ち上げにも関わっていました。会社に入ってからも、何か機会があれば、手をあげてなんでもトライするようになったことは、ギャップイヤーでの経験が活きていると思います。
ギャップイヤーを経験してよかったと思うことやメリットがあれば教えて下さい。
22年前ということもあり、大学を卒業したら会社に入ることが当たり前の時代に、ギャップイヤーを取って、社会人になる前に、社会のことを色々と見れたことはよかったなと思います。また旅の中でいろんな国の人たちの生活を見ることができたこと、特に生活レベルの違う人たちと出会い、その中で一生懸命頑張っている人の姿を見れたことはとてもよかったなと思います。
ギャップイヤーについて気になっている方々へのメッセージをお願いします。
人生は一本道ではありません。さらには今は価値観が多様化している時代と言えるのかなと思います。その中で自分にあった生き方、価値観を探すためにはそれ相当の努力をしないといけないなと思っています。このギャップイヤーという期間はそれを助けてくれると考えています。いろんな人とあって、いろんな話をすることで、自分の考えがしっかりしていったり、変わっていったりすると思います。ギャップイヤーで得られたものは、社会人1年で得られるものよりも大きいと思うので、ギャップイヤーを取ることで生じる遅れなど、何も心配する必要はないと思います。
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日本ギャップイヤー協会とは
”日本でギャップイヤーを広める、支える”ことを目標に活動しています。毎月7日、日本時間19:00からオンライン交流会を行っています!現在ギャップイヤー中の方、ギャップイヤー経験者の方、そしてギャップイヤーに興味のある方は是非是非参加してみてください!
質問等ありましたら、InstagramのDMまでよろしくお願いします!
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