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「実録:愛と希望を語る90分『こども性教育』」講座に親子で参加。保護者の感想。

同じ空気を吸い合う。と書くと、生々しく大仰のようだけれど、対面講座はもはや以前にはない緊張感を持っている。まして、親子で、テーマは「性愛」。

叩かれていた講座開催を知ってか知らずか(知らないはずはないか)、あえてこの時期に、子どもたちに声をかけた、リアル講座に参加いただいた親の目、思いを一部ご紹介したい。

あの日は家では性愛の話から世界の紛争に話題は移り

私はイベント開催が告知された時とても嬉しかったので、あの会が無事に開催されたこと、とても感謝しています。

当日まで、またそれ以降もSNSは荒れており、岡崎先生やジャパンマシニスト社の記事を読んでいろいろとあった事を知りました。当日不安を感じることもなく参加できたことは皆様の様々な配慮のおかげです。ありがとうございました。

このような会を通し、人間の側に立った話を聞き、複雑な社会を知り、自分で言葉を紡いでいきながら価値観を気付き上げ、人生を引き受けていくことの大切さを少しでも受け取ってもらえたらと願っています

あの日は家では性愛の話から世界の紛争に話題は移り、紛争を引き起こした、また紛争地のリーダーの心について考える。同じ人間である私とリーダーたち、そして紛争地の方々。視点が少しずつ広がり想像を巡らせながら話が展開していきました

このように話が展開できる事がこの会の素晴らしさだと思います。

(11歳、15歳のこどもと参加)

親子共々先生から人生のエールを送られたような

 ”恋愛と友愛の違いについて徹底的に考えてほしい”と強く言われたことがものすごく印象に残りました。

 ”性交を伴わない恋愛は成立するか?”

親のほうがより問われているようでした。最終的には親子共々先生から人生のエールを送られたような気がした講演会でした。

 私事ですが、息子が先生に手を挙げて質問したこともちょっと驚きでした。びっくりして内容も聞こえにくかったのですけれど、そのこと自体、性のことも含めて色々考えながら成長している姿を見せてくれたのがうれしかったです。

(高校生と参加)

まさに‘開かれた対話’であったなと

後半の宮台先生の講義と参加された子ども達との対話もじっくりと思考を促す間を取られていて、自分自身の価値に貫徹する姿勢が常に問われているように感じました。

切り口の素晴らしさは、言葉を使いながら「言葉の向こう側」を志向する、まさに‘開かれた対話’であったなと改めて感服しています。

最後にお子さんからこうした授業を受けられる機会が学校であればいいなと意見があり、深い思考を呼び起こす愛が働いたと、心に響くものが‘場’にあったと思いました。

(小学生と参加)

『お・は』の性教育シリーズ前後編ともいえるNo.112とNo.113。全国書店で販売中。

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