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【カナリア・ネットワーク全国】で資金集めをしますが。お金はあまっている人だけで。ギブ・アンド・ギブで。

【カナリア・ネットワーク全国】結成の難しさ

昨日【カナリア・ネットワーク全国】結成のお知らせをしました。

とりあえず、結成しました。というお知らせと、メンバーはこんな人たちです、と松田の書き方でお知らせしました。

世話人の4人は、それぞれの活動や、仕事、長ーく生きてきた経験から、当然ですが、考え方や方法論とかいろいろ違う。違うというのは大事ですが、違うというところでスポットライトをあてれば、絶対話はまとまりません。

3人は我慢つよく忍耐強い人です。

さて、2000年の真ん中くらいから、ネット社会がどんどん広がってリアルになって、とくに昭和をブンブンいわせて生きてきた大人たちは多くがネットの社会を泳げない、知らない、勘違いしていると私は思っています。自分も含めてね。知らないことは怖い。無手勝流で泳ぎ切ることはできませんが、前世の精神が強く大きくて、恐れを知りません。

感じないという意味では、香料や微量物質に反応しない人たちと同じです。いわゆる「悪気はない」。いや、それさえも、ダメな言い方です。悪気がないから人を傷つけてもいいのか? ダメです。

かくして、ネットのなかでは、困っている、苦しんでいる人たちが、それぞれ個々の度合いを測って、お互いに理解は難しい、あの人の(症状の)軽さと自分は違う、ほんとうは何が目的なの? と不信と不審と不安が強くなる傾向があるように思います。一方、リアルだけの人はすごく大胆とも思います。私は両足がかかるかと思います。娘からはかなり白目が向けられますが。

でも、そこを乗り越えないと、乗り越えていくのが大人だと思います。努力をします。が、すぐにダメなことを思ったりしたりしてしまう。

今回、【カナリア・ネットワーク全国】結成の難しさもそのあたりを中心にありました。

クラファンとお金について

それから、現実的な問題として、資金が必要。でも、これとて「お金集め?」「200万!?」という疑問(詳細はクラファンをみてください)と不審な気持ちがわく人もおられるでしょう。私も世話人でなかったらわきます。

現に私以外の世話人さんは、たとえば支援金の額に難色を示されました。一口1万!? 500円、1,000円でも出したくても出せない人がいると思うと、1万!! とは……。

それに対して私は、一口50万まで支援金を提示。ははは、これは流石にとりあえず、クラファンではそういう提示をしますので。でも、そんな高額を提示しては「お金めあて」と思われない? という不安の声が出て、却下されました。

かくして、1口3,000円から10万円という金額が提示されています。

そして、企業(組織)にも資金提供をしてもらう枠もあります。大丈夫か?

いやもう、どうなるんでしょう? がてんこ盛り。

ここで、ほかの世話人さんたちとは、すり合わせていないことをいいます。松田個人の言い分です。

この資金集め、どうか、香害、化学物質被害の方は、拡散などできるだけ金銭負担のない方法で一緒に活動してください。3,000円もださないでください。←3,000円のところは松田の意見。被害者発症者は、本来補償と保障をされてしかるべきです。実際、日々の暮らしを無事か小事で生き抜くためには、お金がかかります。通常の暮らしより。

ほんとうは、社会保障と企業からの補償がないことがおかしい。と被害者で3回も転居した松田は言いたい。私はそれでも、公私とも一段落したところでの発症だったし、どちらも関わる人たちの多くが協力的だったので、なんとか仕事を続け、家族ともなんとか一緒に暮らせていました(いまは別)。

でも、長年親しく楽しく旅などをともにしていた大事な友はなくしました。これからも、症状によってはどんなに親しくして来た人でも、家族でも「もうやっていられない」と思われても仕方がない状況です。化学物質過敏症とはそういう障害です。

まして、こども年齢や若い世代だったら、私のような選択も無理です。ほかに病気や事情がある人も厳しい。みんな困り果てています。

だから、まとまらないと今後の自分を守れないと思いました。もちろん、組織大嫌い、集団ぞっとする、みんなにわかってもらえなくていい、という人もいて、私にもそういうところがある。

でも、まとまることを待っている人たちもきっといると思いました。

そして、ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブでいけるところまでいこうと思いました。日本語では、「自分ができることをできるだけする」。それに対して他者に見返りや、同調を求めない。

すなわち、できる人ができることをする。できない人は無理しては、しない。

そんなことで、なにかができるのか? ギブだけの人なんかいるのか? テイクばかりなんてずるい。いや、テイクだけなんて肩身が狭い……バカにしていない? とこれもいろいろな思いがあるでしょう。

テイクとはなにか? でも話は変わってきます。松田の個人見解です。

ただ、活動にはそれなりの資金が必要ですから、【カナリア・ネットワーク全国】をやりましょう(「やってください」はできるだけなしでお願いします)、という人たちは、さまざまな力で、集めるべきです。

みんなが一緒にできることをする。

すごく勇気がいるけれど、家族に話す、友だちに伝える、電話や手紙で。SNSで発信する。チラシを手渡す。願う。願うは大事。かくして、一緒にできることはあります。

どれも、【カナリア・ネットワーク全国】のためというより、これをきっかに勇気を持てたり、自分が楽に生きるための方策として間口を拡げることができたら、それがテイク。

え? 【カナリア・ネットワーク全国】は、お金が集まらなかったら終わっちゃうの? 会員募集しないの? という心配はご無用。クラファンで示したことは実行します。もし、クラファンで集まらないときは、松田や世話人が全力でお金持ちを探します。そう、クラファンもお金持ち集めと思ってください。

私は、お金を出したい! お金で参加したい! それならできる、という人募集です。

一枚のチラシもひとときの祈りも10万円も、価値は同じです。

そして、それぞれのギブへのテイクは、信頼。お互いの信頼やつながりがそれ。

念のために言っておきますが、世話人にないのは野心です。私が自分がこうなりたい、こういう人として見られたい、代表になりたい、まして儲けたいとか、そういうことはないと思ってください。

なぜなら、香害や化学物質被害の解決は、お金や名誉みたいなものではひとつも実現しないからです。

それから、【カナリア・ネットワーク全国】の世話人のうちSNSで発信している、できるのは、Aさんと松田だけ※。共同代表のお二人はネットにはおられません。その点もご容赦ください。また、それぞれの発言は、【カナリア・ネットワーク全国】の統一見解ではないこともたくさんあります。こちらも長くゆったりとした目で見ていただけますと、有り難いです。

では、この発信も世話人の目は通さずに、ポチします。

Aさんと松田だけ※
この記事の投稿以後、世話人代表も世話人も変わりました。一部修正しておきます。カナリア・ネットワーク全国についての正しい情報は、カナリア・ネットワーク全国のホームページとフェイスブックでご確認ください。

(カナリア・ネットワーク全国世話人・ジャパンマシニスト社 松田)

★これを書いた後で、ある方にご指摘いただきました。青山和子さんはFacebookをやっておられます。失礼しました。


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