箱根に行ってきました。

初めまして。日記という感じで始めました。会社の研修で箱根まで行ってきましたので、その道中までを記録していきたいと思います。画像が挿入できればいいですが、今回は文のみとなっています。ご了承ください。

 神奈川県の研修ということで兵庫の大学に在学している私は、前泊することになった。12月にもなり師走、坊さんですら走って仕事をこなすほど忙しいとされている月だ。自分はこれまでに師走を感じたことなど微塵もなかったが、今年になって、初めて師走というのを肌で感じることとなった。卒研、卒論、研修、筋トレ、単位取得のための勉学。二年間で合計62単位前後取らないと卒業ができない。一年生前期の時は高校と同じように学校に毎日通い、遅いときは夕方の五時を超える。四大の四年生で卒研が終わらずに研究室に籠り、研究している人にとっては序の口かもしれないが、これもなかなか大変だ。後期になるとだんだん取る単位も少なくなってくるので自然と暇な時間も出てくるのだが、自分はあと一つでフル単というところまで頑張っていた。二年前期はみんなと同じように就活をして、卒研の課題をこなしつつ、勉学に励むといった感じだ。

 しかし、今の今まで、師走の時期に師走と感じるよりかは常にピリピリとした状態を維持しているような感じなのでそこまで忙しいと感じることはなかったのだ。今年になって初めて師走と感じたのはいくつかの理由が存在する。先ほども言ったように、自分は一か月前から筋トレを始めていて基本的に五時から八時の時間帯は筋トレを行っている。卒研では、自分のところでは4人と、ほかの卒研をしている生徒と比べると多いと感じた。特に一つのテーマに四人で作業するため、分担して行っているためかさほど忙しいと感じていなかったのかもしれない。事件はここで発生した。なんと火曜日以外の卒研にみんな出席していないのだ。担当教員から話を聞くと確かにうちの研究は火曜日のみ出席していればまあおわるんじゃないかとの考え。出席の催促はせずに遠くから傍観しているのみ。自ら出席を促すも来る気配は全くなくしぶしぶ研究を行っていたのだが、担当教員から僕は四人の中で一人浮いているし新しく研究を頼みたいんだがいいだろうか。という提案を受けた。最初何言ってるのかわからなかった。12月にもなって1月2月に卒論を提出しないといけない中、ほかのことをしろと。意味が分からない。最初考えたが結局それを受けることにした。空きコマを使い研究室に引き籠り実験をしている最中だ。12月ということもあって、さすがに卒研の量は少ないが、それでも一人で行うためかなり忙しい。加えて普通に講義が入っているため、箱根行き直前でも講義が入ってる中、時間管理もろくにせず箱根へと出発していきました。 

 12月19日(木)午前から3時まで講義を終えた後4限が開いていたためそれを利用して兵庫から新大阪、小田原に向かった。12月20日(金)に研修があるのだが、兵庫県から神奈川県までというと早朝の出発でも間に合わないため前泊という形をとった。幸い金曜日には講義が入っていなかったため出席確認票みたいな書類等は書かなくて済んだ。会社の研修とは言えども12月の忙しい中、遠出する。自分にとってはもはや旅行だった。自分で買ってきたおつまみをリュックに詰め込み、キャリーケースを携え出発した。新幹線乗るときは最初四苦八苦していたが今ではなんてことはない。それぐらい新幹線に乗った気がする。兵庫県から新大阪まで急行の電車で行き、そこから新幹線に乗り換えて小田原に行く。新幹線こだまは小田原に泊まってくれないためのぞみなどの新幹線で小田原まで行くことにした。その際に買った弁当がとてもおいしかった。とにもかくにも肉、駅弁といわれるものだがこれがかなりおいしい。牛タン弁当とあるが、とにかくコリコリしておいしい。お酒があればというところだが、自分が初めての地に降り立つときにべろべろになっていたら正常な判断もできないし温泉にも入れないだろうということでここでは割愛した。帰りはお酒飲むと決意した。

 そうこう言っている間に小田原に到着した。新幹線が止まってくれるからか、とにかく駅周辺の街並みは華やかなものだった。ふらっと歩けば小田原城が見れるぐらい城も近く、観光スポットとしてはかなり充実いていたところだった。ホテルにチェックインを済ませた後、スーツがしわにならないよう取り出し、そこから何をするかを考えた。前述にもあったよう週5で運動してる身にとってはさっそく筋トレを始めたいものだと考えたのだが、運動するにはちょっと手狭だった。それもそのはず。運動するように設計されてるわけではない。宿泊するために作られているのだからそんなスペースなど存在しない。せっかくなのでホテル周辺をランニングすることにした。初めて行った場所でランニングなど、何があるかなど隅々把握できてよいと感じたからだ。近くに小田原城もあるので夜でもランニングコースにされてるのではないかと思い訪れてみたがさすがにそうもいかず、夜の城内への立ち入りは禁止されていた。仕方なく違うところを走っていると万葉の湯の看板が見えてきた。ランニング後はここの温泉に入ろうと決意した瞬間だった。吉野家も見えて、12月19日からポケモンとコラボしているらしく、さっそく音連れてみようと思った。知らない土地でのランニングはとても楽しかった。いつもはトレーニングルームのランニングマシーンを使用していたこともあってか、様々な景色にフレアえったのはいい経験になったと思う。

 万葉の湯、待ちに待った温泉だ。いざ入館して料金を見るととてもではないが高い。とにかく高い。なので仕方なく大浴場での入浴のみを希望したが、今度来たときは社会人にもなっているためお金を気にせず最高のサービスを受けたいものだ。次に吉野家ポケモンコラボ。「ドン」とついたポケモンの中から一体もらえる仕組みになっている。自分はヤドンを当てたがマイペースでさながらヤドンのようなので自分の性格を当てられたみたいでちょっとうれしくなってしまった。帰宅した後はそのまま疲れたので睡眠。しかしここからが問題だった。

 最近寝つきがとても悪いのだ。早い時だと4時に起きたりして、二度寝する羽目になる。朝一の講義があるときなんかはハラハラしながら寝ているざまだ。おかげで疲れもとれやしない。ホテルでもそのようなことが起こった。3時くらいに目が覚めて眠気が来るのを待った。朝はおかげで7時に起きるところが二度寝したため8時半に起床。慌てて支度をして出発したが何とか間に合ってよかった。危ない。

 さて、本命の箱根だが、これもまたよかった。研修後に温泉に入れることが分かっているため服を持参して研修に臨んだ。箱根の雰囲気を味わいながら、研修先で研修を終えた後のお風呂はとても気持ち良かった。日々の疲れを全部出してくれるようなそんな露天風呂だった。自分は寮に住んでいるのだが、こんな機会はめったにないため、お土産を買っていくことにした。箱根研修が終わった後もう一泊することも考えたがお金の都合上今回はやめることにした。次はまた思う存分楽しむことにしよう。

 研修も終わり、箱根から兵庫県まで帰らないといけない。正直めんどくさいししんどい。泣く泣く帰ったが、これまた道中が長い。長すぎる。小田原からの新幹線は一度名古屋での乗り換えを挟み、さらに新大阪へと向かう。新幹線の中でビール2本開けて酔っ払いの出来上がり。リュックにつまみを入れておいてよかったと思う。とにかくおつまみにビールは最高だった。名古屋に降りた時も牛タン弁当を買い、さらに缶ビールもう一杯。炭水化物を過剰にせつしゅしているせいか、とにかくおなかがいっぱいになった。満足。門限もあるためネットカフェにいたのだが、最高の旅だった。こんな旅は何回もできることではないため、ここに記しておこうと思う。

              2019年12月21日 忍者旅行記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?