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アルバムリリース

Jantenna名義初のアルバム『StoriesMemories』が2023年12月23日にリリース開始となる。

3年ぶりとなる今回のリリースについて書き残しておこう。


※下記は配信サイトの紹介文


『生まれてはじめて作曲したジャンルはアンビエントだった。
その後は売れる音楽やジャンル、制限を意識した作曲をしていた。

月日が流れ全てが白紙の状態になり作曲はおろか音楽を聞くことすらできない状況がつづいたが、幸運なことに再び電子音を奏でることができるようになった。

その時に出来上がった音楽はアンビエントだった。

9曲ほど出来上がりマスタリングの作業に取りかかっていた時に、複数の曲が集まったアルバムではなく、1曲としてリリースすれば短編小説のようで面白いと思ったのだが、ディストリビューターの仕様か配信基準の都合で不可能なことを知った。

仕方なく1曲ごとにイメージに合う曲名をつけてリリースすることになる。

このアルバムは自分を呼び起こす鐘がなり、浜辺で目が覚め孤独や背後に得体の知れない闇を感じ光に向かって歩き出す物語を記録した作品である。

23分と短い物語だが今までの私の物語であり記録である。

そして、また次のフィールドに踏み出すのだ。』



言い訳がましいが予定外のDJの仕事が重なり、また体調不良を繰り返す日々が続き、しまいには音楽制作ができない状態になった。

本名名義で活動することはないのでJantennaでがんばろうとしてブランディングをたてたが見事に崩れ落ちた。

何度も立て直したが人間社会のストレスが予想を超えていたのだ。

そして、しまいにはJantenna名義でのリリース楽曲が契約上の問題で配信サイトから強制的に削除されてしまった。※YouTubeで数曲聞けるが。。。

もう、音楽活動を終わりにしようと思っていたのだが、AIの回答や親友の振る舞い方に感化され「これからの音楽活動」について結論が出せた。
それと同時に作曲することができるようになり、当初11曲リリースの予定だったが9曲入りのアルバムとしてリリースに繋がった。

・リリースしたところでマネタイズできるわけでもなく、なんのためにリリースするのか?
・SoundcloudやYoutubeでも無料で聞いてもらえるのに配信サイトからリリースする必要もないのではないか?

そんなことを思っていて先に進めなかったが、本日予定より3ヶ月早く完成したので「とりあえずプリマスタリングしておこう」とStudioOneに読み込んだら完了してしまった。
それなら「とりあえず配信手続きの流れを確認しよう」そう思った数時間後にはアルバムアートワークが「コレが良い!」と出来上がり、気がついたら配信手続きが完了していた。

今回のアルバムは23分ほどの短いアルバムだが密度の濃い内容となっている。
そしてタイトル通りストーリーがある。
『StoriesMemories』はおそらくいつの日か「StoriesMemories 2」がリリースされるだろう。

しかし、全くベクトルが真逆のアルバムも少しずつ進んでいる。これはあまりにも方向性が違うと言うか別人格な表現なのでリリースのタイミングが難しくて保留にしてある。

今現在としては次のアルバムの制作に取り掛かるところだ。


これからJantennaがリリースする作品は「決まり事や常識に当てはめない」を基軸に進めていくだろう。
今回の『StoriesMemories』もだがフリーテンポであったり、起承転結をっもたないスケッチの様な曲であったり、マーケットを意識しない、しかし現代アートに寄せすぎないそんな感じだ。


アルバムが完成してリリースが確定したので「終わったー」と言う気持ちに浸りたいのだが、次のアルバムの構成ができてしまっているのでそれに手を出すところである。


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