日記 2023年11月6日

頭から血の気が引く気分と車に酔う感覚が続く。
頭の中にソフトボールサイズの鉛があるようだ。
帰宅後は昼寝。
30分のつもりがつい寝すぎてしまう。

隙間時間で本を読む。
知らないことを知る。中々良い気分だ。
知っている事を深めるのも悪くない。けれど、知らないことがある事は成長の余地がある。わかりやすい。広く浅く耕した穴が点と線になって繋がる感覚だ。

・自衛隊史

を重点的に読む。
時折、ノートをとる。

戦後の安全保障における平和主義は「非武装」と「国連への積極的協力」による二つの主義に成り立っているらしい。
前者では自衛隊不要論が強く(実際、1950〜60年代はこの流れが強かったらしい)後者は自衛隊が必要であるが故に安全が保証される、という理屈だ(常識か。僕は常識の部分が欠けていたから新鮮だ)

冷戦後は国際協力や震災での活動で徐々に自衛隊への認知度・見方が変わってきたらしい(リアルタイムで知らない事象もあるから、らしいと言っておく)

夕食後はPCに向かう。

文章(小説)を書く。3000字ほどか。

つくづく、書くことは命を削る作業だと思う。けれど、書くことで自分の頭がクリアになる感覚もある。

今書いているのは恋愛小説だ。

読む側としては特段読んできたわけではないけれど、書くのはそれなりに楽しいジャンルだ。なんと言うか、登場人物になりきってしまう。恋することも怒ることも、傷つけて和解することも、書くという行為を通して追体験しやすい。そういう意味で、恋愛小説は楽しい(読む方では歴史小説やミステリーが多い。読むのはこちらが好きだ)
傷つけ、和解する。恋愛(小説)は歴史と似通っている。
どうしてあの人と上手くいかなかったのか、どうしてこの人とくっついたのか……この考え方が個人単位なのか、国単位なのか、の違いでしかない。

これからもコツコツと時間を見つけて書き続けたい。

時間は作るものだ。

寝るまでに10分でもいいから、本にも目を通そうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?