給食と子どもたち
週に一度の末っ子オアシスルーム訪問日は毎度のことながら時間に余裕がないのです〜切ない。
給食andお昼休みの時間が45分。急いで食べなきゃ遊べない。このお昼休みの間に10分程の掃除もある、だから実質、15分で給食を食べ、15分程しか遊べない。なんなら委員会のお仕事があれば昼休みはない。
子どもたちは
"(給食)ってなんでパンと牛乳食べさせたいんやろか?"と言う、
私、
(そういえば子どもたちが美味しいって言って食べてるの見たことないな。心の声)
"給食で好きなメニューなに?"
子どもたち、うーんと考えても浮かばない。
私、
"どんな給食なら嬉しい?"
子どもたち
"(お米)ご飯と選べるおかず"
美味しくない、吐きそうって思う物を無理矢理食べなきゃならない、そんな毎日って何が得られるのかなあ。
まわりからどう見られるのかをいつも気にしていて、それを人にも強いている負の連鎖が目の前に繰り広げられる。
学校にいると自然との摂理からすごくズレた感覚がする...心身共に元気な人たちだけが余裕なくても何とか生きていられる場所。
小さな人たちが大きな人たち(先生)の言う通りに行動しなければ、失敗してしまったら、「何やってるの!?」と叱られ、小さな人たちの心に寄り添わず、余裕がないからすんごくこわい顔なの。多分気付いてないね。心がギューってなる。
“子どもにきつくなる時って、自分もきつくて、しんどくて、弱い立場の子どもに甘えてる"んだと私は思う。
私自身、そうしてしまう事がある。
私はそのギューっとなる心の感覚から一旦距離を置き、背けたくなるその気持ちを抱きしめて昇華する。
この経験すら何かしらの糧になる様に。
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