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子どもたちに伝えねば〜ホームレスの死

今朝こんな記事を目にした。

なぜ彼女が…ホームレスの死が問いかけるもの。都会のバス停で~
https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/kishanote/kishanote15/

ただただ哀しい。これが日本の現実なのか。

他人事だと思ってる人たちも多いと思うが、彼女は私たちの周りにいるごく一般的な市民だった…いや、普通よりも恵まれていた人だったと思う。

そんな彼女は、様々な人生の試練が重なった挙句、悲惨な最期を迎えてしまう。

この記事を読んで改めて思う。子どもたちに1つだけ教えられる事を選ぶとしたら…

"とにかく助けを求める力を身につける事"

人間の生活は、よほどの富裕層に生まれない限りこの恵まれた先進国に於いてもかなり脆弱だ。社会保障や支援団体は存在してもあっちからはやって来ない。

どんな事があってもあなたの生活は守られるべきだ。

あなたは、生きていていいだけではなく、最低限文化的な生活が守られる権利を持っているのだ。だからホームレスという事はあなたの尊厳が守られていないという事なのだ。

先進国で、ホームレス状態にある人の事を特に何も思わず、"ホームレスの人とデートしたよー!"とエッセイで公表するような、そして他者の悲劇を搾取して商品化する様な下品な人間になるなと言いたいし、そんな下品な感性が人としておかしいと感じ取れるリテラシーを子どもたちには持って欲しいと切に願う。

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