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子どもファーストで大切なこと

各地で公教育の少人数学級制導入の運動が盛んな今日この頃。(一部ずいぶん以前から研究してくださっている活動家さんがいるものの)

勉強会でその中身を知ると、ただ単に少人数制にすれば良いという問題ではないのがわかります。

実際、我が家では長男の小学校入学後、2年の間に3種類の少人数学級を経験しましたが、少人数だから云々というよりは学校制度そのものの在り方や先生の人間性に起因するところが子どもに大きく影響したと感じています。

今朝参加した大阪の少人数学級制を考える会では子どもたちの様々な声を聴きました。

賛成の子も反対の子もいてそれぞれの思いを、短い時間ではありましたが、意見を出し合えた。そして大人側がその子たちの思いを受け止められた貴重な機会になったと思います。

大人数を心底楽しめて享受出来る子。
大人数だとしんどい子。
少人数だと逆に心休まらない子。
少人数でホッと出来る子。

大人側が子どもの生の声を聴かず、勝手に"これが正義"と推し進める事に違和感を感じていた子もいました。

時間も手間もかかりますが、子どもたちの声を丁寧にヒヤリングする事でしか、本質的に何が必要なのかは見えてこない。

少人数学級の運動を通して、本当に子どもたちに必要な、子どもファーストな教育はどんなものなのか、大人としてじっくり議論したいと思いました。

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