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人を伸ばす人

(生徒さんを多数コンクールに出すピアノの先生にインタビュー)

ピアノの先生になってすぐの頃、
1人の生徒さんに出会った。

彼女は教えたことが、
ほとんど次の週には出来ていて
どんどん実力が伸びていった。

その後、プロの演奏家になり
私は教えることが上手なのかも・・
と勘違いした(笑)

私の教え方は・・

まずはその子のことを知る。
許容範囲や家での環境。

否定したり怒ったりはしない。
信頼を失うし離れてしまう。

ますますやらなくなる。

必要以上に立ち入ったことを聞くこともしない。
子供でも失礼。ふれられたくないこともある。

それに、こうだからこうなんじゃないの
押し付けることもNG。
自分のいうことを聞いてもらえない、自由に話せなくなる。

接している時の感覚は

自分が感動した言葉を、同じように
感動してくれたらいいなーと思っている。

いい言葉をプレゼントしたい。

この子にはどんな言葉がいいかな?

ワクワクする。

いいタイミングで言えるといい。

絆が強くなる感じ。1本より2本。
ヨリが強くなるような。
中高生は特に。引き出しをつくりたい。

生徒さんがラクになったらいいな。

家で練習しなきゃいけないと思っているけど
教室に来てもらえれば。

ほっとできればいい。
音楽で幸せになってほしい。勉強もはかどる。

人が伸びているところを見ると・・

いいね!いいね!と思う。
もうちょっと、こういうのやれば?
できるんじゃない?と次のことを言ってみる。

今度いつ?

と「次を楽しみにしてしまう」



※これは1個人のSTORYです。
お知恵のシェアありがとうございました!


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