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釣行後の親友からのメール

ところで、記憶に新しいあっきーの激シブの中での一人メバルは素晴らしいの一言でした。

私から約五メートルほど先で聞こえた「かかった!」の声のあとから、魚が完全に引き上げられるまでの時間は普段のソレよりもおそらくは二倍以上の時間を要しているように感じました。

貴重な一本を逃すものか!とゆう気持ちの表れなのでしょう。

鬼気迫るものさえ感じました。

もちろんその最初の一声から、あっきーは一言も声を発することはなく、僕はそのやり取りがただ事でない事を感じ、その一部始終を目の当たりにさせられました。

対照的でした。

僕は竿に重さを感じた瞬間、側にいる誰かを探し「でかいよ!」と水面下のものへの意識ではなく、ただ他人に自身の手柄を見せたい一心で、大声で「あっきー」の名を三度以上は叫んでいたように思います。

結果は周知の通り、彼は僕の釣り上げた「木」に一瞥をくれて足早に元の持ち場に戻ってしまいました。

一言、二言彼は何かを言っていた様子でしたが、もはや僕の耳には届くはずもなく、遠くでこばの振り上げる竿の音だけが小気味良く鳴り響いていました。

口は災いのもととはよくいったものです。

心機一転海の恩恵に感謝しつつ日々楽しみたいと思います。

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