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ワンオペ長距離フライトを乗り切った話

夏休み、日本に帰省していました。夫を置き去りに元気な幼児を二人連れて!今まで私は特に旅慣れている方だという自覚はなかったのですが、思い返せば、生後3ヶ月のベビーを連れて産休中に帰省(日本在住→フィンランド帰省)したり、なんだかんだ、うちの子たちは結構飛んでいるのでは?と思ったので子連れ長距離フライトTipsをまとめてみたいと思います。子連れフライトが不安との話はちょこちょこ聞くので、帰省や海外旅行なんかの参考にもなるといいなー。

子連れの長距離フライト準備

トラベルプランは綿密に!

結局はここにつきるんです。特に気を付けるべきは、家→空港。空港→目的地。トータルで何時間かかるか、待ち時間をどう過ごすか。睡眠はどこでとらす?食事は?トイレは?これがある程度できていれば怖いものなしかなーと思っています。幼児との移動、想定外に時間かかんのよ。やれトイレだの、やれこぼしたの着替えだの。でもだからといって、たっぷり時間をとって移動すると待ち時間が長くなってそれはそれでしんどい。このへんのバランスが楽に移動するコツかなと思っています。

結論、長距離フライトはなんとでもなるんです。飛行機って乗ってしまえば、密室なんです。基本は迷子もないし、困っていたら助けてくれるCAがたくさんいます。でも意外に不安なのが、空港の中やそれまでの移動。子供が脱走しないように、迷子にならないように、手荷物を忘れないように、、緊張感を持って移動します。

飛行機は楽しい!ワクワク感を醸成すべし

よく「うちの子は飛行機が怖いっていうから、、」という話を聞くことがあるのですが、いざ大金を叩いた帰省を目の前に、「飛行機怖い」なんて言ってられんのです。「飛行機楽しい」感を醸成していきましょう。

おもちゃ・おやつ・エンターテイメント

我が家は、フライト前に買ってもらえる「飛行機で使うおもちゃ」を用意して、飛行機に乗る数日前に渡します。今回は塗り絵とペンにしました。シールブックでもお絵描き帳でも、なんでもいいんですが、まだ開けていない新しいおもちゃがあって飛行機に乗ったらあけていい。という状況を作ります。単純な幼児のこころは「あー早く飛行機乗りたい!!」となるわけです。いちころです。ちなみに機内であまりに散らかるものや、ベタベタするものは避けるとよきかと思います、結構揺れるので。たとえば、色鉛筆などは箱から出してパウチに移しておくと、揺れにつよく機内での片付けが楽だったりします。

これに加え、「旅のおやつ」子供と一緒に準備します。今までは、おやつは買っておけばいいか、くらいの気持ちで親のリュックに入れていたんですが、この子供におやつを持たせるがかなり効果的でしたのでおすすめです。
駄菓子みたいな小さなおやつ(小袋のラムネなど)を複数種類入れたパウチを用意しました。名前を書いて、「これがあなたの分」として渡しておきます。好きな時に食べていいけど、なくなったらおしまい、というルールです。(もちろん予備のおやつは私のリュックに)子供の性格にもよるかもしれませんが、うちの子はこの「任された感」を気に入っていました。姉妹で今たべるの、後にするの、と話しながらきゃっきゃしていました。おやつは絶好の時間潰しになるので、できればポロポロ溢れない、時間がかかるおやつほど適していると思います。

「旅のアニメ」も用意しておくと心強いです。ipadにネットフリックスなどから動画をダウンロードしておくようにしています。まぁ、これ、イヤホン問題があってあんまり使えないんですが。それでもしばらくは役にたちました。

さぁ、飛行機に乗ったら

さて、準備も万全なわけです。やっとパスポートチェックやらなんやらを潜り抜けて無事搭乗しましたらあとはフライトを楽しみましょう。窓からの景色、機内食!

機内最大の敵は液体こぼしと急なおトイレ!

準備ができていれば怖いものなし!と思っていたのですが、やっぱりトラップがありました。三歳児ジュースこぼす問題。これはもう仕方ないので気を付けるしかないです。時間はたっぷりあるのでおちついて対応できるように着替えとタオルがあるとよいです。その後のベタつきを考慮すると、ジュースではなくお水だけもらうというのも手だと思います。食事が終わったら、飲み物だけでも早めに下げてもらうなど、CAを頼ってもいいと思います。フィンエアーでは幼児用のエプロンを言えばもらえます。言わないと出ない場合もあるので聞くとよいと思います。

あと、シートベルト着用サイン時のおトイレ問題も避けては通れません。ほんとうにどうしようもない、漏れる!となった場合の最適解は知りませんが、基本安全上のことなので、指示に従うべき、となるとやはり早めのトイレ、行ける時に行っておく姿勢が大切と思います。気流の関係で突然始まるのがシートベルト着用サイン、幼児との相性が悪いことをお忘れなくー。

最終戦、退屈との戦い

アニメが楽しいのは小一時間、食事でわちゃわちゃも各1時間、おもちゃ?うん、30分。5時間くらいは寝るとして、お気づきの通り、いろいろ準備をしても時間はたっぷり余るわけです。もう尽くす手はないので到着後の楽しみな話をしながらリラックスして過ごしましょう。機内エンタメもフライトカメラも全部使うとよいと思います。今回持っていくのを忘れましたが、ネックピロー持っとけばよかったな。荷物になるので難しいけど、子供の分もあるとよかったかも。あと、子供のアニメしかダウンロードしてなかったけど、子供就寝時用に私が見たいドラマのダウンロードもしとけばよかったな。なんて思いつつ。無事到着できたのでよしとしましょう。

最後の関門バゲージドロップ

私の今回の旅ではは全く問題なかったのですが、事前シミュレーションでは飛行機を降りてからパスポートチェック、バゲージドロップ→入国までに子供が寝てしまった(もしくはぐずって歩かないと言った)場合、軽く詰むな。と想定していました。なんせ、飛行機をおりると航空会社のサービス外なわけです。迎えの人が入れない場所な割に手伝ってくれる大人がおらんわけですし、借りられるカートやベビーカーもないんですよね。ブラックゾーンです。結局到着のワクワク感で乗り切ったわけですが、万一のプランBを持っておきたかったところではありました。

そんなこんなですが、子連れフライトはなんとかなるです。ではまた!


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