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Goodpatchに伝わる魔法の言葉「ひとをせめずにしくみをせめよう」

こんにちは、Jamiです。GoodpatchでUXデザインを通じてクライアントの事業を支援しています!

Goodpatchにはさまざまなフレーズが定着しています。
Visionに掲げている “ ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる ” や、Missionの “ デザインの力を証明する ” は普段の会話にも良く出てきます。
その他、VMVに入ってるわけでもなく定着している “ 偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる ” というような言葉もあります。
この記事のタイトルの言葉もその一つです。

私はこの言葉を入社初日に @enpipi_work さんに教えていただいたので、Goodpatchに入って一番最初に得た学びです。
すごく良い言葉ですし、染み着いています。課題があった時に全員で前向きに取り組むための魔法の言葉です。
自分の子供にも丁寧に伝えているくらい、大事にしています。

最近この言葉についての、自分の解釈が変わってきたので、共有します。

「ひと」が指す対象

この言葉を発する時に、まず自分に目を向ける必要がある、と思うようになりました。
何か課題がある時に周りの仕組みばかりに目を向けてしまうと、自分の改善が置き去りになるからです。

そうなってしまうと、たとえポジティブな姿勢での提案も、自分の都合を優先してるように受け取られる危険性を抱えてしまいます。
本人にはその意図がなくても、です。

それを防ぐ為に、私の中では表記を人ではなく「他人を責めずに仕組みを責めよう」としたいな、と思います。

まず自分という人にしっかりと目を向ける、できることをやった上で、周りの仕組みに目を向ける。
この時気をつけたいのが、自分を “ 責める ” ことには意味が無いし、辛くなるということ。
「自分が悪い」じゃなく「自分をどう良くするか」という目線で自分と向き合うべきです。

がんばっても上手くいかない、辛いときに

私はGoodpatchに入社して2年になりますが、途中で一度マネージャーが変わっています。その二人に共通する点を振り返ってみたいと思います。

二人のマネージャーと決めたいくつかの取り組みや目標の中で上手く行かないものが、過去いくつか有りました。
その時二人は私ができなかった事をどうこう言う事はせず、まだ続けたいかを私に問い、続けたいなら自分にはどんな支援ができるかを考えてくれました。逆に止めたい場合も、止めるための支援をしてくれました。

二人に共通するこの支援の姿勢のおかげで私のようないい加減人材でもパフォーマンスを発揮できてると思います。
感謝しかありません。

今がんばっても上手くいかないと思ってる方は、自分を責めないで下さい。自分にできる改善を必死に考え、それを携えてマネージャーに支援を請うて下さい。

今マネージャーをされている方は、できてない事自体に目を向けるのではなく、そんなメンバーを全力で支援してください。

大丈夫、悩みながら自分なりの考えをだせる人は、それだけで優秀な人です。

私たちの周りには好転させるチャンスがいくらでも有ります。

※ 本記事は社内向けに書いた記事を一部編集して転載しています。

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