見出し画像

そろそろ自虐はやめましょう

以前こんなブログを書きました。(って今回アップするにあたって、少々お直ししました)

要は、自分のことをトシだのババアだの言うのをやめたというお話です。理由としては、実際に年を取ってきて、「私なんてもうトシだから」と言ったところで、事実すぎてなんも面白くないってことと、それを言ったところで何にもプラスになることがないと気づいたこと。そして、そういう発言って、同世代や年上の人たちに相当失礼なんじゃないかと思ったことが一番大きな理由でした。で、最近また少し、自虐について思うことが出てきたので、ちょっと書いてみます。

で、インスタとかツイッターとか見てると、相変わらず自虐的なことを言っている日本人がものすごく多いんですよね。きっと私はカナダにかぶれたのでしょう。それらが結構本格的に、奇異な感じに思えてきたんですよね。こちらで自虐的なことを言っている人って、日本人以外では、記憶の限り会ったことないです。もしいるとしたら、多分メンタルに問題を抱えている人とみなされるんじゃなかろうか。

ちなみにさっき、英語で自虐のことを何と言うのだろうと思って電子辞書で調べてみたら、「self-abuse(自己虐待)」って出てきました。深刻… 次に「masochism」www!マゾですよ、マゾ。まあ実際はもうちょっと、日本語で言うところの自虐に近い言葉はきっと他にあるのでしょうけど、それでも英語圏における自虐発言って、きっと「えっ?どうしたの?大丈夫?」って思われる類の発言なんじゃないかな~と思います。

インスタとか見てて気になるのはまず、ダイエットとか整形をした女の子が、過去の自分を「デブ」とか「ブス」と言っていることです。その子たちは今の自分が大好きで、今の生活を精いっぱい謳歌してるんだと思います。あとはまあ… 宣伝目的のアカウントも多そうなので、あえて過去の(という設定の)姿をディスることで、ダイエットや整形、メイクなんかに女の子たちを誘導するという手法なんだろうなあと… しかしやっぱり中には本気で過去の自分を否定するような言葉を気軽に書いている子たちがいて、そういうのを見るたびに、「いやいやいや、やめなさいそういうの」と思ってしまうわけです。たとえば今現在太っていても人生楽しんでる人とか、多少顔がオヘチャでも毎日イキイキ暮らしている人達に対して、それって失礼になったり、心を傷つける可能性があるよ?と。まあこれは前にブログで書いたことと同じですね。

そして他にも、ソーシャルメディアやブログなんかに「自分なんて駄目な人間だ」「私なんてつまらない人間です」とか書いている人がいたりするわけです。その人がどんなにつらい経験を経てそういうことを書くに至ったかは正直分からんです。そして分からんからこそ、そういうことを書かれても、こちらは「はぁ、」としか言えんわけです。優しいフォロワーさんたちが「そんなことないですよ!」って口々に否定してくれればその心は癒えるのかもしれません。ましてや、それが目的で、それが仲間内でうまく収まるのなら、それはそれでいいのかもしれない。しかし… なんか、もうそういう自虐発言、やめませんか?と思ってしまう。

もちろん、何をやってもうまくいかない時というのは多々あります。そして自暴自棄になったり、無気力になったり、そういう時に思わず弱音を吐いたり自虐的な発言をしてしまうこともわかる。分かるよ!分かるんだけども!

やっぱり、自虐発言って、本人だけでなく、周りを不幸にすると思うんです。まず単純に、それを聞いた人や見た人を暗い気分にさせます。誰も、人の自虐発言なんて聞きたくないです。そして、言霊とかそういうことを言うつもりは全くないんですが、「自分なんて」って言い続けるうちに、自分にそういう思考が刷り込まれていく危険があります。そしたら本来のポテンシャルが生かせなくなるじゃん!それに、そんなことを聞かされた周りだって、最初は「そんなことないよ!」とか一生懸命否定してくれるかもしれないけど、それが続けば「またかよ」とウンザリしてきます。

結局は、ほぼブログで書いたことの繰り返しになってしまって申し訳ないですが、つまりは自虐発言をしたところで、マジで1ナノミクロンも世の中に良い影響を及ぼしません。だからホント、自虐発言なんてやめましょう。何より、自虐発言なんてしてたら人生楽しくない。これに尽きます。「あー、自分なんてダメだな」と思ってしまうことがあっても、それは口に出さずに、「こんなに才能に溢れているのにどうして誰も分からないんだ」とか言ってた方がよっぽど人生楽しいですよ。だからホント、自虐なんてもうやめましょう!ハイ、もう明日から自虐禁止です!おしまい!

かわいそう、オモローw、もしくは頑張れ… と思ったらサポートをお願いいたします~