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【LAA】迷わずに駆け抜けろ

ビエンベニードス! 皆さまご無沙汰しております。前回の更新がプホルスDFAだったのでだいぶ空いてしまいました。ちなみにドジャースに移籍したプホルスはその後、8本塁打、打率.262、OPS.761とそれなりに打ってます…南無南無。

ということで前半戦も終了して、エンゼルスは45勝44敗の貯金1で折り返し。後半戦最初の7ゲームを2勝5敗と躓いて、現在は借金2という微妙な立ち位置にいます。ア・リーグ西地区では首位のアストロズと11ゲーム差、ワイルドカード圏内とは7.5差と現実的に考えるとやや厳しいと見たほうが心を穏やかに保てますね。

では、エンゼルスの前半戦のポイントをいくつかの視点から見てみます。

​まずは月別。4月を12勝12敗で滑り出し、プホルス騒動があった5月は12勝18敗と借金6を抱えます。6月はトラウトの離脱があったものの、ご存知の通り大谷翔平が月間MVPの活躍で15勝11敗と踏みとどまったイメージです。7月は現在8勝8敗、大谷が不調とやや苦しいところですが、トラウトの復帰が迫っていることを考えると、8、9月とまた貯金を作る戦力は十分にあると見てもいいのではないでしょうか。

次に地区別。Twitterなんかでもア・リーグ西地区ってレベルが低いと言われがちなんです。個人的にはパっと思い浮かぶスター選手が少ないからだと思うのですが、エンゼルスは意外と同地区に勝てていない。西地区内だと16勝26敗と借金10も抱えているんです。東地区には11勝11敗の五分、地区として借金の多い中地区には14勝8敗と勝ち越せています。これは大谷のホームランにもリンクしていて東地区14本、中地区10本、一番試合の多い西地区も10本なんです。

これを球団ごとに見るともっと顕著で、3勝0敗と対戦した試合を全て勝っているのがダイヤモンドバックスとオリオールズ。こちらの2球団、それぞれナ・リーグとア・リーグの最下位です。その他にも低迷してるタイガース、ロイヤルズ、レンジャーズあたりにはきっちり勝ち越している一方で、アストロズ、アスレチックス、マリナーズ、レイズには大きく負け越しています。

仮にポストシーズンを目指すとしてこの傾向はあまりよくないですが、ポジティブなデータもあります。1点差の試合は15勝9敗と接戦で勝ちきれていること。開幕前に出血の少ないトレードで獲ってきた守護神のイグレシアスが安定しているのが大きな要因でしょうか。そこまでつなぐリリーフ陣にめちゃくちゃ不安が残りますが、コンテンダーでも圧倒的なクローザーを保有している球団は少ないので、どちらに転ぶにしてもアドバンテージにはなりそうです。

これといった中身もなくただ前半戦を振り返る感じになってしまいましたが、今日はここまでで。次回はあまり間隔を空けずに書く予定でございます。では、アディオス。

画像:https://twitter.com/Angels/status/1411055929076772864

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