見出し画像

笑ゥせぇるすまん養生法(100字日記)

アニメ「笑ゥせぇるすまん」を観ている。1989年〜1992年放送の、藤子不二雄Ⓐによるブラックユーモア。10分間、休憩を兼ねてそれぞれの人間模様を堪能する。救いがないのが救い? 養生法でもあるのかも。(100文字)


正直に言えば、習慣とかルーティンを軽視していた。うんともすんとも仕事に向かえなくなり、すがるように「フリーランスの仕事術」を調べた。結果、習慣に救いを求めていた。今日という日は単独でないことを知る。(99文字)


栃木にて、久々のアロママッサージ。今年あったことや、来年やりたいことを施術者のありさんに話す、話す。そうして調合してもらったアロマは「可能性」という香りとなった。未来のことが香りになるのは初めてだ。(99文字)


「遠慮」を手放したい。友人を誘うとき、新しいプロジェクトの提案、ちょっと高めの食材に手を伸ばすとき。こうしたらまずいかな……は、やってまずくなってから困ろう。お門違いやトンチンカンをおそれないこと。(99文字)


朝、布団から出たくない……。思い切り伸びをしたときに出た自分の声がへんてこで思わず笑う。朝、布団の中で観るTV、おいでやす小田氏の大声に笑う。ゲラゲラと笑うと、しょうがなくなって起きる。明日は冬至だ。(100文字)


〈お知らせ〉
“天才のときの”包装紙 6種セット・好評発売中!

「子どもの描く絵って、『天才!』って思わない?」。母・ふみことたわいないおしゃべりをしていたところから生まれた企画。わたしと妹たちの幼少期、つまり“天才だったとき”の絵を包装紙にしました。これを機に、あなたの、ご家族の……“天才画伯”による作品を包装紙にしませんか? というプロジェクトも準備中。贈り物に、ブックカバーに。けっこういいものですよ、包装紙のある生活。

A3サイズで6種類。発送は、二つ折りにしてレターパックライトでお届けします。

▼ふみ虫市場(BASE)にて発売中https://fumimushi.thebase.in/items/81276538

▽design by Yusuke Shibata
▽project by ふみ虫舎
随筆家・山本ふみこによる「書く・読む・聞く・話す」をテーマとする。2016年結成。エッセイ講座・イベント・出版ほか、仲間とともに活動の輪をひろげ、ついに紙ものの制作にも着手。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?