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何もしない予定

「非を打たれる」、「叱られる」が重なる。身を固くする前に、深呼吸して俯瞰してとらえてみる。気づかされたこと。実力不足。コミュニケーション不足……。何にしろわたしは変化するチャンスを手にしている。(97文字)


くたびれたー。朝風呂でしょぼくれたカラダを起こす。そこで聞こえた鳥の声。ハクセキレイかな? 道端で見つけたぷっくりした蕾、あなたはだあれ……? どんなにせわしなくても、耳をすまそう、目をこらそう。(98文字)


ひさしぶりに中央線を使っている。朝晩と行き来する駅にはお年寄りや若い人、白杖をつく人、酔っている人、歌っている人がいる。この感じがご無沙汰であった。いまの自分に足りていなかったことに気がつく。(96文字)


20代のひとたちと仕事をしている。みんな頼りになって、自分だけでやらなきゃならないことなんてない、と思う。忙しかったり、春がやってきていたりで自分を攻めがちなわたしの、心の支えとなってくれている。(98文字)


ついに……この日が来る。こんなに楽しみなことがあっただろうか。2月に入ってからずっと指折り待ちのぞんでいた日。さあ何をしようか? いや、そうじゃないんです。「何もしない」が予定なのです。何もしないぞ!(100文字)

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