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あわてんぼうのワニが急患で我が家にやってきた!(Obnizで始めるなんちゃってIoT)

まさか自分がワニの治療をすることになるとは思ってもみなかったです。
我が家に1匹の急患が運び込まれました。

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どこからどう見てもワニです。
この子、知り合いの家で買われたワニなんですが、電池を入れてもピクリとも動かなかったです。買って放置していたようで返品期限も過ぎてしまったようなので、急遽我が家に急患として搬送されました。

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緊急切開したところワニの構造が明らかに。
中国原産のワニだそうで、臓器が売っぱらわれてるのではと思い切開してみたら、ちゃんと臓器はありました。
原因は不明でしたが完全に臓器不全で、全く動かないようでした。

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使えない臓器はモータとの線をぶった切って摘出しました。

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メイドインジャパンのスーパー人工臓器のObnizを埋め込みます。

Obnizが何がすごいかって言うと

1.wifiが繋がればWeb経由でプログラムを簡単にインストールできる
2.サンプルコードがたくさんあるのでそれをカスタマイズすればいい

このあたりがとてもいいです。
ちょうどモーターを動かすサンプルコードがあったので、それをwebのソースコードエディターから実行するだけで、1行もプログラム描かずにワニを復活させられそうです。

簡易的にモーターとObnizをつないで、サンプルアプリをそのまま実行したら、無事にワニが動くようになりました。

あとはObnizとワニの神経をつなげてやれば、おそらく動くなるだろうという所までは来ました。
しかし、ワニを水に浮かべた時にワニの体内に水が入らないか非常に心配でした。なので、神経を繋げる前にワニを水でリハビリさせます。

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夜中の0時に風呂に水をはり、リハビリさせてみました。

内部に水が入ったらどうしようかと思ったのですが、水が入ることもなく無事にリハビリが完了しました。

ということでそのまま切開から再手術に突入しました。

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神経の付け直しがしやすいようにブレッドボードに使うジャンパーワイヤとモーターをハンダゴテで結線しました。ジャンパーワイヤはamazonで以下の商品を購入。

モータとObnizのポートの結線する位置を何回か調整して、スマホのコントローラーのボタンと回転が合うようにしました。

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最終的にはこんな感じの結線になりました。

Obnizは常に電気を供給する必要があり、乾電池で給電できるモバイルバッテリーを購入して対応しました。

これらをお腹に全部入れて縫合!!!

大手術の末なんとか無事に動くようになりました。

しかし、少し障害が残ってしまい、wifiがないと生きられない体になってしまいました。。。
大海原を泳ぐ姿が見たかったのですが、それは叶いそうにありません。

次はテザリングをしながら、この子を少しでも野生に返してやれればと思います。

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