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爆速でマイネーム完走。やはりハンソヒは最高の女優だった。

10月15日にNetflixで配信が始まったマイネーム。勿体ぶって24日の朝から見始めたら爆速で見終わってしまい、1日無駄にしてしまったというちょっとした罪悪感と圧倒的な達成感で満たされた週末。笑
とにかくまたすごい心揺さぶられる疾走感のある作品に出会ってしまったぞ…と完走直後はゾクゾクした感覚になりました。
9月からD.Pにイカゲームにマイネームに。Netflixコリアが化け物みたいにいい仕事してきて感動しております。

前置きはこの辺で。まずマイネームのあらすじは他の方が沢山書かれているので気になる方、そちら見てください。(雑w)
そして以降の感想は思いっきりネタバレ含みますのでまだ見てない、ネタバレしないで欲しい方、見終わったら再訪ください^ ^

では。今回も感想を3本立てて書いていきたいと思います。

復讐に燃えたぎるハンソヒの演技力に脱帽

今までハンソヒ作品は、「わかっていても」と「夫婦の世界」を見てきましたが、どれも違ったタイプのキャラクターなのにそれが真のハンソヒそのものでは?と疑ってしまうくらい、役に入り込んでいて感情移入してしまっていました。わかっていてもでは、ナビの流されやすさ、はっきり物事言えない女子の眼差しや仕草含めイライラさせられましたし、夫婦の世界のダギョンでは、他人の幸せ壊しといてよくもそんな堂々としてられるな(怒)と本気で嫌いになりそうになり、アホ夫がおかしくなったときは本当に不幸な表情と眼差しで同情したりと。毎回ソヒ様の演じる役柄に感情移入してしまっていました。
そして今回も世の中に絶望した人間の目と覇気のない表情、でも心の中は復讐心が燃え滾っているというのがひしひしと伝わってくる演技でものすごい感じるものがあり、改めてハンソヒの演技力に脱帽しました。特に印象に残ったシーンは、偽りの復讐を知った瞬間、感情をあまり表に出さないジウが運転しながら嗚咽し、嘔吐するシーン。父の死の悲しみを共有し復讐への誓いを立てたチェが自分が憎むべき真の対象であったことを知った瞬間は、今までの確固とした信念という柱を大きい金槌でドーンと叩かれ大きく揺さぶられたはず。それをどう演技で表すかってかなり大変だと思うけど、運転する冷静さと嗚咽して泣く感情の溢れ方のギャップに言葉にならない感情があふれました。
まぁ長々と書きましたが、一言で言えばハンソヒにおったまげた!以上!笑

強すぎる復讐心は時として仇になる

父を殺した相手を自分の手で殺すと誓ったジウ。結局父の親友であった(?)チェにその復讐心を利用され、真の復讐すべき相手の肩を持ち続けたことになってしまうという。ただひどい!残酷!って言葉で片付けられるのかもしれないけど、こういう人の心にある強い信念や感情を利用する悪い奴って意外と周りにいるなと冷静になって見てしまいました。陰謀論者や富士山麓のあの宗教にのめり込むように入信した人など… あまり強すぎる信念は時として視野を狭くしてしまうのですかね。
色々考えさせられました。

ずっと孤独、信じられるのは自分だけ

この作品でジウはなんだかんだずっと孤独だったなと。孤独なジウは周りに心を閉ざし、強くなり復讐することだけを誓って日々の淡々とした生活を送る。家にも必要最低限のものしか置かず、懸垂をするか、その日持っていく武器を決めるくらいしか家ですることないのでは?!というくらい常に極限状態で自分を追い詰めていて、周りに頼ることしか知らない私は感心とはちょっと違うけどジウの強い信念は本当にすごいな…と思いながら見ていました。寝坊とかもしないだろうし(常に椅子で寝てるみたいだし)。戦時中の兵士のような精神の追い詰め方を何年もしていて、私には到底想像もできない思いを抱えて生きているんだなと勝手に苦しくなりました。
まぁ、ここまで感情移入するのもソヒ嬢の演技力の賜物ですね。。


感想書きながら見ていた時の感情を思い出し、2回目みようか…と思い始めました。笑 
次はあの物議を読んでいるピルトとのシーンについて私が思ったことを書きたいと思います!ではまた〜!

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