見出し画像

真・VRoidモデルをVRChatで使うための簡単ガイド【正式版:SDK3】

書いた日:2021/12/11
VRoidが正式サービスを開始したりVRChatのSDK3が標準になったりと色々と情報が新しくなったので、前に書いた記事のリファインになりますがVRoidモデルをVRChatに持っていく簡単ガイドをまとめます。

VRoidでやっておくこと

表情設定

顔設定の一番下

デフォルトの設定だとオーバーリアクションなので、ちょっと控えめにしてあげます。ギザ歯、猫口、肌八重歯など新機能を含めた表情表現もここから設定します。

A(あ)、I(い)、O(お)の部分も設定しておいてください。ギザ歯などはここも設定しておきましょう。

VRChatで喋ったときの口パクはA,I,Oの表情から生成されます

エクスポートの設定はお好みで。ポリゴン数やマテリアル数の削減にはメリット・デメリットがそれぞれあるので、良くわからない人は透明メッシュを削除するだけにチェックを入れて出力すれば良いと思います。

Unityでやること

1.必要なものをダウンロード

VRChatに対応するUnityをダウンロードして、VRChat公式からアバター用のSDK3をダウンロードしてきてください。この辺は他にも解説記事あるはずなので割愛。Dynamic Bone入れる人はこのタイミングで。

VRM Converter for VRChatをダウンロードします。本当にお世話になってますいつもありがとうございます。

パッケージをUnityに投げ入れてインストールします。

準備が整ったら出力したVRMファイルをUnityに投げます。

Assetってところにドラッグ&ドロップ
レイアウト変えてない人は下にあるやつです

2.VRMをVRChat用に変換

そしたら何かズラッと出てくるので、青い四角のアイコンのやつをクリックして選択して

上の方にあるVRM0というタブからDuplicate andなんとかかんとかをクリックします。

そのまま複製して変換をクリック

そうするとメイン画面にアバターが出現するので、そのままVRCにアップロードできます。

以上!!!!!!!


細かいとこ気になるよ編

1.動くと視界になんか入ってきて邪魔

プレイヤーの視点が頭の中にめり込んでることがあるので調整します。
アバターをクリックして出てくる設定の中のView Positionのところ。
Xを0、Yはそのまま、Zを0.08くらいにしてみます。

とりあえず数字を入れてみる
この球体がプレイヤーの視点です

こういう感じで灰色の球体が眉間に出てきたらOK。0.08だとちょっと前に出過ぎ or まだ頭にめり込んでる場合は微調整してください。

2.目玉動きすぎて怖い

アバターをクリックして出てくる設定の中の、EyesのRotation Statesの数値を小さくします。

Previewをクリックすると実際の移動量が見れる

3.胸と髪が揺れすぎ。移動する時に暴れまくる

アバターの中のsecondaryってところをクリックするとDynamic Boneの設定があるので、数値をいい感じにしてあげます。

参考までに自分が設定してる数値を載せておきます。

4.暗いところで髪のハイライトが光る

これ見るとVRoid仲間なの分かるのでニコニコしちゃう

原因になってるのはアバターのBodyの設定を下の方にスクロールして髪のマテリアルを開いた中のEmissionという項目

◯の中に・みたいなマークをクリックしてNoneを選ぶと外せます。

でもハイライトは欲しいよっていう人は、設定されてたハイライトの画像と髪のテクスチャを画像編集ソフトを使って上手いこと合成してください。

5.そもそも暗闇で全身真っ黒にならないで欲しい

確かにそう

頑張ってちょっと調べたんですけど、デフォルトのMToonっていうシェーダーでどこを変えたら真っ黒にならないのか分かりませんでした。
私が普段使ってるのはSunao Shaderです。いつもお世話になってます。

Sunao ShaderだとUnlightningっていう数値をちょっと上げてあげるといい感じになります。上げすぎると暗闇で光って目立ちすぎるので、ほどほどが好みです。

控えめで0.05くらい
真っ暗闇でもこんな感じ

髪とか色々光らせたい場合はシェーダーの設定を理解して調整していくことになるので、どのシェーダーを極めるかは好きに決めちゃって下さいという感じです。

6.手のジェスチャーを変えたい

こちらがオススメです

7.表情をもっと増やしたい

こちらがオススメです2

使い方は過去記事で書いてます






とりあえずこのくらいで。

もしかしたら今後増えるかも


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?