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VRのクラブDJイベントにハマってる話

11月の第3週、3連休があったこともありVRChatでのDJイベントが毎日のように発生してました。毎日腕を振り回したので体がバキバキになっています。

もともとクラブミュージックという文化には触れていて、ゲーム音楽→音ゲー→色んなトラックメイカー→クラブミュージックという感じで今まで楽曲を掘ったりはしていました。

しかし実際にクラブに行ったことはありませんでした。理由を挙げると大体下記のようなものになります。

・陽キャが集まる場所というイメージがあった
・自分がお酒を飲めない体質である
・何をしにクラブに行けばいいか分からない
・周りにクラブに行ってる人がいなかった
・人前で踊ったりノリノリになるのに恥ずかしさがある

例えばお酒が飲める人の場合、お酒を飲むというクラブへ行く動機があります。一緒に行く人が居たりクラブでのコミュニティがあれば、友達に会いに行くためという動機になります。自分の場合はお酒が飲めないしクラブについての情報も無いので、まあ曲だけ聴いてれば別にいいかな~という感じでした。

そしてコロナがやってきました。様々なイベントが中止になり、関係者の皆さんは大変な日々を過ごしているかと思います。その心中は計り知ることが出来ません。しかし、自分にとってはコロナがある意味きっかけとなりました。クラブDJイベントのストリーミング配信が行われるようになったのです。クラブイベントってこういうことやってたんだ!と感動しました。好きだったトラックメイカーが好きな曲やら好きなリミックスやらかけてくれるし、今まで知らなかった曲をたくさん知ることが出来ました。VJ(一緒に流す映像)の演出が思ってた何倍も凄くて、動画編集とかをかじってた自分にはぶっ刺さりました。そういうイベントは大体無料で配信していたので、この1年で色んなイベントを見て回ることが出来ました。(良かったのでドネートもさせて貰いました)

ストリーミングで見ている分には、周りから誰に見られているわけでもないので好きなスタイルで視聴が出来ます。腕をぶん回しても良いし、頭を降ってもいいし、床に崩れ落ちても大丈夫です。周りに気を使う必要も使われることも無いので、ストレスフリーな環境で楽しめました。

そんな中でOculus Quest2の発売です。VRにそこまで興味があったわけではなかったんですが、圧倒的なコストパフォーマンスに惹かれてつい買ってしまいました。まさかこんなにハマるとは思ってなかったんですけども・・・。そしたらVRChatでDJイベントをやってる人をTwitterで見つけて、まあじゃあ行ってみるか~という感じで参加してみました。

これがとんでもなく楽しい体験でした。現実のクラブで体感できる楽しさと、自宅でストリーミングで見る快適さを合わせたような感じなんでしょうか。自分は現実のクラブに行ったことがないので、実際のクラブイベントにはまた違った楽しさがあるのかもしれませんが、とにかく気楽に楽しめるのが個人的にはマッチしてました。

ちょっと話はズレますが、実はアニソンライブとかにも行ったことがありません。楽しいイベントなのは分かるんですけど、ライブに行くからには音楽を楽しみたいというのがありました。アニソン系で良く見られるコールはあんまり好きじゃなかったんですね。(コール&レスポンスは好きです)

オタクコールもやってみれば楽しいのかもしれませんが、“コールを楽しむためのライブ”と“音楽を楽しむためのライブ”は自分の中では切り分けたかったわけです。音楽を楽しみにライブに行ったのに、他の方のコールに余計な思考を割かれるのは嫌だったというのがライブから足を遠のかせた1番の理由です。

一方でVRのクラブイベントですが、自分で音量調整ができるわけですよ。音が大きすぎて耳がおかしくなることもありません。他人の会話が気になったらボイスの音量を0にすれば良い。逆に人と話すことを主眼に置くなら音楽の音量を下げれば良いんです。コールを楽しみたい人も、音楽を楽しみたい人も、会話を楽しみたい人も、全部まとめて同じ箱に入って全員楽しめるんです。これが自分の求めていたものかもしれない。最高。

さらに言えば、好きなアバターになれるので踊ってもそんなに恥ずかしくないのも良いですね。ゴーグルを被ってコントローラーを振り回す姿はアレかもしれませんが、それは誰にも見られてないので大丈夫です。(実家住みの方は家族には断りを入れたほうが良いと思います)

前の人が邪魔でライブパフォーマンスが見れない!そんな時は前の人のアバターを非表示にしましょう。独裁スイッチですね。

とにかく自分の好きなように環境を変えられるのがストレスフリーで最高です。VRのクラブDJイベントに参加するようになった今では、リアルのクラブイベントにも行ってみたいなという気持ちもありますが、快適さや気軽さだけでいったらVRは現実のものを上回ると思います。

というわけで、これからどんどん盛り上がっていくだろうVRのクラブDJイベントの紹介になりました。VR機器が必要であることと、最大限楽しむにはPCスペックがそこそこ必要というハードルはありますが、是非体験して頂きたいコンテンツです。

みんなもバーチャル空間で踊り狂おう!

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