成海瑠奈さんに向けたお気持ち表明

拝啓 成海瑠奈様

いかがお過ごしでしょうか。今も自〇をほのめかしていらっしゃるのでしょうか。それとも、開き直って怒り狂っているのでしょうか。まぁそんなことはどうでもいいのですが、私はあなた様のこれからのキャリアが心配です。
清純派のアイドル声優として活躍をなさっていた成海様が、お金持ち様の肉便器になり下がり、お付き合いをされていた方に不誠実な行為をしていたことが世間一般にばれてしまうことで、仕事に影響してしまうのではないでしょうか。TVみたいに、一度やらかすとネタ枠になってしまわないか心配で心配で、私は夜しか眠れません。特にできることもすることもないですが、堕ちきった(肉便器にとかけているわけではない)評価を戻せるよう、あなた様のこれからの活躍を祈っています。
                 敬具


『前置き』

くだらない挨拶はここまでにして本稿の主旨を申し上げたいと思います。

先日、成海瑠奈さんという声優が炎上しました。詳細に関しましては、前述した挨拶から察するか、Twitterで『成海瑠奈』と検索すれば十分に情報は得られると思いますので省略させていただきます。この事実に対して、アイドルマスターシャイニーカラーズの三峰結華が好きな私の見解と希望を記していきたいというのが本稿の主旨になります。

『声優2.0』

『声優なんて表にあまり出ないし、キャラの中身として認知されているからね所詮。声優なんか追っかけているのは気持ち悪いヲタクだけだよ』という認識を従来の声優と定義すると、今の声優というのは『声優2.0』なのではないかと私は思っています。声優という職業は今の時代、下手なタレントよりも知名度があるので、その影響力は良いも悪いも大きいものでしょう。
鬼滅の刃が流行り出したとき、オワコン化している地上波放送が鬼頭明里さんや下野紘さんを引っ張りだこにし、視聴率を稼ごうとしているのを見てもわかるように、声優はキャラの中身でありながら、その顔もコアの1つとしてコンテンツの中に組み込まれています。特に、アイドル系のアニメは鬼滅の刃などとは比べ物にならないくらいにキャラと声優の結びつきが強いと思います。
紅白歌合戦に出場したラブライブの声優さんたちは、キャラとしての認知度はともかく、本人たちの認知度はこれからもラブライブとともにあることでしょう。新田恵海さんはどこまでいっても『高坂穂乃果』の声優でしょうし、三森すずこさんは『園田海未』の声優として紹介されるでしょう。それと同様に、アイドルマスターもキャラと声優の結びつきが強いコンテンツだということは、火を見るよりも明らかでしょう。
今回の騒動の真ん中にいる成海瑠奈という人は、こういったコンテンツの声優なのです。つまり、世間一般からすると「あぁ、YOSHIKIがCMやっているシャニマスとかいうゲームの声優なのね」ということになります。

『ファン目線から見て』

ファンの目線というのは成海瑠奈さんのファンではなく、彼女が関わるコンテンツのファン目線という解釈でお願いします。
キャラと声優の結びつきが強くなっているこの時代に生々しい(非避妊SEXとかけているわけではない)スキャンダルというのは、そのキャラのイメージに悪い影響を与えるのは間違いないでしょう。私の予想では、成海瑠奈さんが担当しているキャラのNTR本や、40代のおっさんと中田氏SEXをする本は間違いなく増えることでしょう。また、純愛物の清楚ヒロインなんて担当したときはネタにされまくります。というか、私の予想ではなく、8割くらいの人がそう思っていることでしょう。
こういったことは、声優があてられる前、原作から好きだったファンにとっては悲しいことでありますし、これから好きになっていく人にとっては無意識的に偏見が入ってしまうという事態を引き起こしてしまいます。そんなことは製作者や、演者、成海瑠奈さんでさえも望んでいないと思います。
しかし、起こってしまった以上、避けることはできないことなのも事実です。私自身、キャラとは関係ないことだと理解しつつもゲーム画面で三峰結華を見ると複雑な気持ちになりますし、Twitterで見たLI〇Eの画像がフラッシュバックします。好きなゲームを開くときにためらうこの気持ちや、自分のとても好きな人を、避けたくなるこの衝動が恋ではないことは、きっと言うまでもないですね。
でも、そのキャラに罪はないわけで、私がゲームをやめるというのもおかしな話なので私の望む展望は『対処についての希望』で話したいと思います、

『ビジネス目線で見て』

では次にビジネス目線で見てみたいと思います。
ここまでくれば察してもらえると思いますが、ビジネス目線というのは主にシャニマスというコンテンツ(ビジネス)における被害のようなものを妄想で語っていこうということです。
アイドルマスターというのはそもそも、意図的にキャラと声優の結びつきを多くしているコンテンツであります。LIVEではキャラの髪型、服装、メイク等を模し、ラジオや生配信ではキャラの看板を外すことは絶対にありません。つまり、ファンが同一視していて痛いのではなく、運営が同一視させるように仕向けているのです。また、声優さんのコメントがキャラクターと被って見えるのは、”声優本人の努力”をありきたりの表現に落とし込むことによって”そのキャラの努力”と被さり、似ていると感じさせられているだけで、言ってしまえばバーナム効果と大差ないと思います。クソみたいな占いと違って本当に感動するのは、その努力が事実であり、パフォーマンスが本物であるからでしょう。
さて、話を戻しますが、このように意図的にキャラと声優の距離を短くしているアイドルマスターというコンテンツ(ビジネス)にとって、今回の成海瑠奈さんの騒動がどれだけ影響を与えているのかなんていうのは、言わずもがなで、誰でもわかるくらいのことだと思います。特に、1番若く1番最近に始動したシャイニーカラーズというのはアイドルマスターというコンテンツ(ビジネス)にとってはかなり重要なピースであり、これからのアイドルマスターの要にしていかなければならないものです。どんな人でも老い、衰えますから初代もシンデレラガールズ(ここは少し特殊)もミリオンライブもシャイニーカラーズより早く衰えるでしょうおそらく。つまり、研いでいた武器の先端が欠けてしまったということになるのです。今回しでかしたこと大きさとはこんな妄想あっても簡単に語りきれないということがご理解いただけたかと思います。


ここで1つ例え話をしようと思います。一般の社会人において会社に損を与える人は、厳しくなれば当然クビになりますし、損害の大きさによっては即刻クビでしょう。これはスポーツ選手であっても同じです。チームにとってマイナスであるのならその選手は戦力外になるでしょう。ここで次に話に移ります。

『対処についての希望』

先述した例から私の言いたいことは分かると思います。私は成海瑠奈さんが三峰結華役を降りることを望みます。
アイドルマスターというコンテンツ(ビジネス)が今のような形である以上、活動をしていくうえで三峰結華≒成海瑠奈という形で話を進めていかなければなりません。三峰結華を通して成海瑠奈さんが見えてきてしまうということは、間接的に三峰結華のイメージダウンにつながってしまいますし、L'Anticaの活動の幅も狭めてしまうでしょう。また、LIVEなどで感動的なことを言っても奥底では今回の騒動がちらついてしまいます。しかし、声優を交代することで成海瑠奈さんは過去の人になり、2年後3年後には今回の出来事は過去の出来事になるでしょう。そして原始時代からいるヲタクに「昔はあんなことがあったな」と話のタネにされるくらいになっていくと思います。
シャイニーカラーズの性質上、これからユニットごとの仕事も増えるでしょうし、スポンサーも様々になるでしょう。時が経ち、ファンの人の脳裏からは消えても、スポンサーが三峰結華ないし、L'Anticaをイメージキャラクターに起用するにあたっては絶対に掘り返される過去になると思います。
そんなことは、擁護派も過激派も傍観派も望まないでしょう。少なくとも私は望んでいません。私が好きなのは三峰結華なのであって、成海瑠奈ではないからで、私が続いてほしいのはシャイニーカラーズであり、L'Anticaであるからです。

『正直に言うと』

ここのパートは書くのにとても迷いました。本稿は私の見解と希望を記すものであり、本音を書くものではないためです。しかし、いろいろと語っているとどうしたって辛さがあるわけで。
そもそも、私は成海瑠奈さんが三峰結華を演じてくれていることに対して感謝をしていました。いつだかのツイートにも返信をするくらいには感謝をしていましたし、普段全くいいねをしない私が成海瑠奈さんのツイートにはいいねをするくらいの気持ちや想いはあったのです。できることならこれから先もずっと三峰結華の声は成海瑠奈であってほしいと願っていました。
しかし、今回やけに生々しく、激しく(SEXの中身を揶揄しているわけではない)イメージダウンをかましてしまった成海瑠奈さんを庇ってしまえば三峰結華の評価に直結してくることを考えたとき、私はこういう立場でいようと決断をしなければなりませんでした。書く書く詐欺のnoteを仕上げたのも同じ理由です。
成海瑠奈さんのプライベートなのだからとやかく言うなという批判もあるでしょう。それも承知です。だから私は成海瑠奈さんの人格は否定せず、事実だけを客観視し続けてきたのです。
これ以上は不毛な議論なのでここではなくその場を用意することにします。

『批判について』

もし本稿に批判的な意見があればその都度回答していきたいと思いますので何かあればコメントのほうをお願いします。

『最後に』

ここまで3700文字以上も読んでくださった方にまず感謝したいと思っています。本当にありがとうございました。
私は、シャイニーカラーズがどういう選択を取ったとしても、主張を変えることはないです。これから先後悔しない選択肢を、運営さんには選んでほしいですね。
また、これだけは明言しておきますが、私は声優が変わろうが、変わるまいが三峰結華の担当プロデューサーをやめることはないと思います。先述した通り成海瑠奈さんの三峰結華はベストな三峰結華であることは認めていますし、これが前提での主張です。

世の中には、有名税という言葉があります。認知度が高い有名人には理不尽な批判も飛んでくることでしょう。しかし、火のない所に煙は立たぬというように、原因がある場合もあるのです。成海瑠奈さんには、(過度な批判はスルーしていいとしても)社会人としての責任として、自分のやらかしに死なずに向き合ってほしいと思います。

蛇足になりますが、挨拶から始まり、要所要所で行ったネタ行為は、今後こうなっていくだろうという意味合いを込めてわざと組み込んでおります故、理解していただきたいと思います。


長丁場になりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


『追記』

2021年12月29日に三峰結華役の成海瑠奈さんが芸能界引退のため、キャラの声優交代が発表されました。(https://idolmaster-official.jp/news/01_3134.html?s=09)私は本稿を読んでくださっていれば伝わるとは思いますが、シャイニーカラーズの判断を支持します。三峰結華のこれからのことを考えたとき、成海瑠奈さんのイメージが足を引っ張るのは火を見るよりも明らかだと思います。
しかし、ここまで三峰結華を演じてくれていた事実というものは拭えませんし、感謝もしています。これから何をするのかは知りませんが、ちゃんと生きていてほしいと思います。短い期間だったけれども、三峰結華の演じてくれてありがとうございました。
これから新しく三峰結華の声を担当する方は物凄いプレッシャーを背負うと思います。私は後任が誰になろうと三峰結華のプロデューサーをやめない、つまり担当声優さんは何があっても応援します。
でもちょっと本音を言うと成海さんの声の三峰結華がいなくなるのは少し寂しいかな。



では、またいつか三峰結華の声がまた聞ける日まで。

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