マガジンのカバー画像

じゃじゃの私設図書館オススメBOOKS

90
浜松市佐鳴湖近くのじゃじゃの私設図書館がお薦めする本
運営しているクリエイター

記事一覧

AIの背後には必ず人間がいる

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「欲望の資本主義3 偽りの個人主義を超えて」(丸山俊一+NH…

「図」と「地」は入れ替わる

館主JajaのオススメBOOKS 小説「ルビンの壺が割れた」(宿野かほる) 愚鈍な私は、読み終えて…

身体の話は性差で規定していいよね?

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「男」(柳 美里) 最近はジェンダーレスとかと言って、「往々…

現代科学では予知も予測も不可能

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「南海トラフ地震の真実」(小澤慧一) 南海トラフ地震が今後30…

テクノロジーの融合が導く心躍る未来

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ」(ピーター・ディ…

習慣化するのは気恥ずかしい

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「120歳まで生きるロングブレス」(美木良介) 本書にある「ロ…

異常と正常は紙一重

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「コメンテーター」(奥田英朗) 大学に入って間もない頃だった。 「俺ってパンクチュアルだからさ」 どういう話の流れだったか今となってはすっかり忘れてしまったが、二つ上の先輩が何かの拍子に少しおどけて胸を張った。 「punctual」は、受験勉強の必須書「試験に出る英単語」に載っていた。たしか「時間厳守の」とか「厳格な」という意味だったはずだ。そんな横文字をごく自然に使う人をそのとき初めて知って、やたらとカッコいいと思ったのを今でも

想定外を想定したら想定内

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「未曾有と想定外」(畑村陽太郎) 「想定外を想定せよ」という…

それでも抗う

館主JajaのオススメBOOKS 小説「遅い男」(J・M・クッツェー) ネット情報によると、介護の…

巨大な弁当箱のような枕

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「枕革命 ひと晩でからだが変わる」(山田朱織) 「枕難民」と…

デザインとは課題の本質を解決する行為

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「コミュニティデザイン」(山崎亮) 当館のある浜松にドーム型…

人間の本質はオセロゲームの駒

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「Humankind 希望の歴史」(ルトガー・ブレグマン) …

年老いた象が群れを離れるように

館主JajaのオススメBOOKS 書籍「男の引き際」(黒井克行) 男の──いや男だろうが女だろうが…

ハイ、信じてません!

館主JajaのオススメBOOKS 雑誌「プレジデント 信じてはいけない! 健康診断、医者、クスリ」 ここ何年も健康診断を受けていない。健診を受ければ何かしら異常値を見つけられ、再検査さらには病院通いを強いられる。これが結構ウザい。 以前も書いたような気がするが、医者・病院の類が嫌いなのだ。したがって、体調が悪くなっても少々のことなら寝て治してしまう。医者には行かない。薬も嫌いだから、極力飲まない。 それでも、“少々のこと”ではないときがたまにある。私の場合は、尿酸値が高