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もーやん本ログ

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読書感想文
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#エッセイ

江戸の女子図鑑

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 本日は秋の読書感想文として『絵でみる江戸の女子図鑑 (時代小説のお供に)』(善養寺ススム 文・絵)をご紹介! 一言で表すなら「えー!あれってそうだったの?!」 笑 ○どんな本?私、『鬼平犯科帳』とか『みをつくし料理帖』とか『大富豪同心』とか、時代小説も大好き。心躍る主人公の活躍や、人情味あふれるシーン、グッとくる一幕、もろもろ含めてとってもおすすめ。 ただ、普段読まない人にとっては、慣れない言葉や名詞がとっつき辛いのかしら?と思いま

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 本日は『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~』について感想を綴ります。 一言で表すなら「美意識が必要なのはエリートだけじゃない」。 私が気になった点はこちら。 ○『真・善・美』をモノサシとするまず、この本で一番言いたかったのではないか、ということです。それを私なりに噛み砕いて感じたのは次のこと。 ◆生産性や効率のアップで素晴らしいものはできるだろうか?生産性や効率のアップは喫緊の課

本を借りる人だけの楽しみ

皆さんご機嫌よう。買うならkindle派のもーやんです。 図書館で本を借りると、ならではの楽しみがあります。今日は、私のそんな小さな楽しみ方をご紹介。 私は月に10冊以上読むので、紙の本を買うことは滅多にありません。漫画はkindle。ビジネス書もkindle。 でも、学生の時から図書館が大好き。最近ご近所に大きな図書館ができて、狂喜乱舞してます( *´艸`) 今は『卯ノ花さんちのおいしい食卓』や『活版印刷三日月堂』を涙ちょちょぎれながら読む日々。おすすめ。 そうし

瀟洒な本はいつもパイ

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 本屋さんで。ふと「お洒落だな。。。」と手に取るとパイ。図書館で、おすすめコーナーのきらびやかな一角に鎮座するパイ。 今回も。「ほぉ~。美術の資料集みたい。ここまでこだわって。粋だなぁ」と手に取ると。 パイ( *´艸`) パイインターナショナルを意識したのは昨年。界隈では有名らしく、画家の友人が私の本を見て「パイって良いよねぇ~」と呟いたのがきっかけなの。 フランス装飾と文様なぜ欧米では囚人服は縞模様なのでしょう? “グロテスク”

スキンケア辞めました_後編

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 前回に引き続き、本日は『肌断食』について読書感想文&実践レポート。 後編となる今回は、本の内容で私がビックリしたことについてご紹介♪ ○日焼け止めは使わない 化粧品の法規制が変わり、全成分を表示させる代わりに、量の制限が緩和されたそう。 そのため、日焼け止めはどんどん高機能になる一方、有害な紫外線吸収剤も多量に含有した製品もたくさん。 日焼け止めの効果を期待するなら、フェイスパウダーで十分みたい。 ○ベビー用品は刺激が強い 赤ち

スキンケア辞めました_前編

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 最近、ある本に感化されて一切のスキンケアを辞めました。既に2週間以上経過中。。。(*'▽') お化粧は毎日してます。でも、クレンジングは使いません。 きっかけとなった本がこちら。 こちらは、2回に分けてお届けしますね。 前編は、『今の私の状態』について。後編は、『本の内容で私がビックリしたこと』について。 ○今までのスキンケア今までも、私のスキンケアは割とシンプル。化粧水+ワセリン(orニベア)。たまに、サンプルでいただいた美容

”日本人”はどこから来たのか

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 本日は読書感想文。私がここ最近で面白かった本の上位に入り、久しぶりに購入した本。前後半の2回に分けてご紹介♪ 『世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史』 ○ダーウィンが『種の起源』を発表した頃、吉田松陰は処刑された超・日本史が教科書と一番違うところは、時間軸で世界と日本が分かること。 面白いのは、やっぱりここ。 神話~近代まで、ミトコンドリアの解説から始まる本書では、世界のできごとも交えた日本史を

東大生の愛の教科書

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 東大生の愛の教科書このキャッチコピーで有名な本が、こちら。エーリッヒフロムの『愛するということ』ですね。 今日は、こちらをご紹介しながら呟きます。 この本は、じっくり噛みしめて読むべき内容のように思うので、いつもと違って抜粋はいたしません。 まず、読んで思い浮かべるのが『恋愛の経験値』について。 これは、ないよりあった方がよいと思うのです。 それも片想いじゃなく、なるべく生身の人間を相手にした特訓。 以前、旦那さまに伝えたこと

小説で学ぶ【じっくり育む愛の大切さ】

みなさんご機嫌よう。もーやんです。 本日のお題は、『恋愛』。今日はちょうどホワイトデーですね。 特に、アプリと楽しい恋について考えます。 〇現代の忙しすぎる恋愛市場最近、友人と恋バナをして感じることがあるのです。 それは、展開が早すぎること。 アプリでお喋りして、デートして2・3回会うと付き合い、LINEの返事が遅くてモヤモヤし、デートで話が合わなくて『やっぱりこの人じゃないんだわ』と別れる。 なんと、この間 1か月 ( ゚Д゚) ええ、流れは分かります。わたくしもア

甲子園は虐待?エコ・テロリスト?英語を話すバカ?

みなさまご機嫌よう、もーやんです。 本日は読書感想文。1960年~2018年まで連載された『週刊新潮』の人気コラム『東京情報』。日本に住む外国人特派員ヤン・デンマン氏の立場から日本を語るそのコラムをまとめた本です。 膨大な話題をまとめた厚さ3cmにもなる本書。外国人記者達の会話形式で進むため、スイスイ読み進めることができます。 そして驚くのは、日本人よりも日本に詳しいこと。日本史や古典、伝統芸能に赤坂の料亭まで、貪欲に調べるからこその知識ですよね。 気になる話題はすべて

『青嵐の庭に座る』感想文

皆さんご機嫌よう。もーやんです。 わたくしが茶道のお稽古を始めたのは2019年の1月。早いもので、もう丸3年は過ぎたことになります。 2019年といえば、樹木希林さん主演の『日日是好日』という映画が話題になっていました。公開は2018年10月でしたが、珍しく茶道がテーマの映画ということもあったのか、その後も長く上映されていました。 名前は知っていたけれど、私は見たこともありませんでした。 そんなある日。お稽古を始めてしばらく経った頃です。先生から「足が痺れたら、無理し

ハムダなおこさんにお会いした話

皆さんご機嫌よう、もーやんです。 以前、読書感想文でわたしのイスラーム観をご紹介いたしました。そのきっかけとなった『ようこそアラブへ』の著者ハムダなおこさんと実際にお会いする機会を得たので、記念noteです(*´▽`*) 先月、日本橋のホテルで開催された『日本中近東アフリカ婦人会チャリティバザー』。皇室の方も来場される由緒正しきバザーらしく、その名の通り中近東やアフリカの各国大使館も出店。腕によりをかけた料理や、雑貨や特産品の売り上げが寄付されます。その他にも、バザーらしく