大学生のうちにクレカを作ろう!メリット、デメリットまとめ
ヘッダの写真だけでどこのカードか全部当てられたらさわやかでも奢りましょう。嘘です。お久しぶりですこんにちは。
入学 or 進級からしばらく経ち、少しは馴染んできた頃でしょうか。
さて、大学生のうちにやっておきたいこと…
いろいろあるかとは思いますが、個人的に真っ先におすすめしたいのが「クレジットカードの作成」です。
クレジットカードと聞くとマイナスなイメージを持つ人も多いようですが、正しく使えば非常に便利で活躍し、更にお得になるツールのひとつです。実生活においても毎月引き落としがかかる契約をするときなどクレジットカードが必須になるケースも多く、どうしてもデビットカードやプリペイドカードのみでは不十分になってきます。
そこで今回はクレジットカードのメリット、デメリットを解説していきます。
メリット
1. 小銭じゃらじゃらしなくていい
なんといっても圧倒的なメリットはこれですよ。レジの前で財布から頑張って現金引っ張り出しててもたもたイライラ…なんてこと、ありませんか?クレジットカードなら一発解決。さっと出してスマートに決済してやりましょう。
最近はApple Pay、Google Pay(iD、QUICPay)などスマートフォンに取り込んでおサイフケータイのように使えるものも多く、カードを取り出す手間すらもなくなってきています。
2. 学生だと審査が緩い
クレジットカードを発行する際、審査が入ります。この審査、結構厳しいことが多く、今の一般的な新卒社会人の平均初任給だとゴールドカードなどはもちろん、ごく普通のカードであっても審査に通らない可能性が充分にあります。
ただし学生であれば話は別。基本的に学生は経済的に親のもとで生活している前提であり、クレジットカード発行時も親の信用情報をもとに審査が進みます。クレジットカード会社各社が若い人の利用促進をしていること、また、学生であれば収入が低いのも当たり前と思われているためか収入がなくとも審査に通りやすくなっているのです。上限限度額が低いなど学生として申し込んだ際のデメリットもなくはないのですが、それでも概ね最大30万円程度の限度額は来るようですので、一般的な生活には充分かと思われます。これが大学生のうちにカードを作っておけ、という理由のひとつですね。
3. クレヒスが築ける
クレヒス?と思われた方もいらっしゃることでしょう。クレヒスとはクレジットヒストリーの略で、意味はそのまま信用履歴です。知らない間に今までのクレジットカード、ローン、キャッシング等の利用履歴、返済履歴が信用情報として信用機関に登録されているのです。
怖い、と思われたそこのあなた。いくら履歴が残るとはいえ、正しく使用し期間内に正しく返済されている履歴はなんの問題もありません。むしろ白紙状態のほうが信用度は低く、クレジットカードを正しく利用した際の利用履歴は高評価に繋がります。(ローン、キャッシング等は使いすぎると良くないようです)
したがって、メリット2番目で紹介した通り審査が緩い学生の間からクレジットカードを持ち、正しく使用して毎月信用履歴を積み上げることによって、以降のクレジットカードの発行、与信枠の増枠、住宅やクルマ等高額なローンを組む際の審査の通過率を引き上げることができるのです。
4. 特典が得られる
クレジットカードの特典と言われるとゴールドカード以上で空港ラウンジサービス、などが有名ですが、一般的なクレジットカードであってもカラオケ3割引、保険の付帯などの優待特典を得ることができます。一般カードでも海外旅行保険が付帯しているものなどもあったりと、カードを持っているだけで安心です。
また、支払額に応じたポイント還元があるクレジットカードも多く、単純に現金で支払うよりもお得になるケースがほとんどです。
5. 出費が一目瞭然
クレジットカードは利用履歴が残り、利用から数日後にはカード会社のマイページに使用履歴が表示されることがほとんどです。 .csv で履歴を出力できるクレジットカード会社も多く、支出の管理を一括で行えます。レシートを探していくら使ったか記入して…なんてやってたのが不要になるんです。便利になりますよね。え?そんなことしないって?収支くらいちゃんと管理してください…
(6. ETCが使える)
これに関しては番外編に近い部分がありますが、高速道路を利用する方はETCが使えるのも大きなメリット。実は口座引き落とし型(デビットカードと似たような感じ)のETCカードもあったりするのですが、クレジットカード付帯のETCカードを使用するのが一般的です。クレジットカード付帯のETCカードであれば、メリット4番目で述べたようなカードのポイント還元等特典を得ることもできます。
ETCを利用することによって走行時間帯に応じて割引やマイレージ還元を受けられたり、東京湾アクアラインの通行料が割引になったり、条件次第では首都高や圏央道も割引になったり。そもそも料金所で止まって窓越しに現金をやり取りするなんて超非効率的なことをしなくて済んだりとメリットばかりです(実はNEXCO各社、一部の都市高速会社等では料金所の一般ゲートで普通のクレジットカードを渡して通行料を払うこともできたりします。ただしETC割引は効かないのとスマートじゃない感は否めません)。
デメリット
1. 不正利用
クレジットカードの最大のデメリットです。16桁のカード番号と有効期限、セキュリティコードの組み合わせがあれば決済が可能となってしまう仕組み上、なんらかの方法でその組み合わせがバレてしまった場合、不正に利用されてしまうリスクは現状どう頑張っても0にすることができません。
ただし、早期に不正利用に気づくことができカード会社に連絡すれば即座にカードが一時停止され、不正利用額の補償が入ることがほとんどです。紛失した際も、カードを止めてさえしまえばその後どこで誰にそのカードを拾われようとそのカードはただの板。現金とは違い、拾ったところでもちろん決済など通りません。
そのため、そこまで心配することもないように感じています。メリットのところで収支の管理、と書きましたが、こまめに管理することで不正利用の早期発見にも役立ちます。
2. カード決済機やカード会社のメンテナンス、トラブル
たまーに遭遇します。決済できないパターン。
ただこれもキャッシュレスがもっと普及してきたら減ってくるのではないかと感じています。まだ過渡期ですからね。予備として別ブランドのサブカードや多少の現金は持っておくと安心でしょう。
3. 使いすぎる?
手元に現金握ってる感覚がないからついつい使いすぎる…これ、カードのデメリットとしてよく言われますが、ただ単に自己管理能力がないだけなのでは、と思ってしまいます。カードだろうと現金だろうと使用する通貨は同じ。きちんと収支の管理ができていればなんの問題もないのです。
メリット5番目で述べたように、カードであれば支出が一目瞭然なため管理はしやすいはずです。あくまで個人的偏見ですが、そういうこと言う人は現金だろうとカードだろうと関係なく浪費傾向にあるような気がしています。ちょっと予想より給料が多かったら、ボーナスが入ったら、散財しているような気がするんですよね。あくまで私の偏見です。
ということでざっくりとカードのメリット、デメリットをお伝えしました。
デメリットに感じるようなものも、冷静になって考えてみるとそこまで大きなデメリットでもなかったりします。
次回、大学生におすすめなクレジットカードをご紹介します。お楽しみに。
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