いい大人はアーバンリサーチで服を買う
前回出したヒントに登場したのは
「都市伝説」という言葉の生みの親
ジャン・ハロルド・ブルヴァンでした。
彼はアメリカ人なんで英語で「Urban Legend」と
提唱した訳ですがこれを日本の学者たちは
「都市伝説」と訳しました。
なんというド直球の直訳
何一つひねりがない。逆に、好き。
アナと雪の女王を見習え。原題Frozenだぞ。
日本語訳センスあり過ぎだろ。
あとアーバンって聞いたら
「アーバン・リサーチ」しか出てこん。
高2の時に背伸びして全身アーバン・リサーチで
揃えてた自分消したい。(俺が悪い、服は良い)
(いつかの先輩は「いい大人はアーバン・リサーチで
服を買う」って言ってた。
忘れないでおこう、胸に刻んでおこう。)
本題です。
ここからはちゃんと都市伝説入門講座やります。
都市伝説入門第一回
まず、今日のテーマは
フリーメイソン
来ました。
都市伝説界の本家大元ご本尊。
美味い料理あるところにごま油と同じようなもの。
少----しでも都市伝説を知ってる人なら
フリーメイソンの言葉自体は知っているはず。
世のオカンが米津玄師をパプリカで知ったけど、それ以上は知らない
マジで名前だけ知っている、そんな状態だ。
彼らは何のか?
Wikipediaには、
(僕は大学一回生の頃から情報は9割Wikipediaだ。そして9割のレポートはこれで何とかなる。)
種類「友愛団体」
目的「会員相互の特性と人格の向上をはかり、
よき人々をさらに良くする」
と書かれている。
めっちゃいい団体じゃん。お咎めなし。終。
甘い。その考えは海外のチョコレート。
(結局日本のチョコがうまい僕はガーナ派)
どんな組織も掲げるスローガンは超ポジティブなんですよ。例え、テロ組織や反政府組織でさえもマイナスな文句じゃなくて
「解放」「革命」「変化」を謳うんですよ。
大声で悪いこと宣言してるのは、もうバイキンマンくらい。ロケット団ですら
「世界の破壊を防ぐため、世界の破壊を守るため」
って言ってんのに。
でフリーメイソンがなぜこんなにも怪しまれてるのか?
それは世界最大にして、最古の友愛団体だからだ。
重要なのは世界最古てところ。
古くからの歴史があれば、おのずと多くの歴史に関わることになる。
組織の誕生
彼らは16世紀後半から17世紀初頭にイギリスの
ロンドンで発足された。
(それよりも前からあったらしいけど、資料がないら
しい。)
元々は石工職人たちが組合を組織したことらしい。
その証拠にシンボルマークは直角定規とコンパス。
また中央のGはGuild(ギルド)=職人を意味しているらしい。他にもGod(神) Geometry(幾何学) Glory(栄光)Grandeur(寛容)Gold(黄金)Gnosis(グノーシス)などの説がある。
もう一つのマークもよく見るやつ。
これはプロビデンスの目て言って、
プロビデンスは日本語で摂理。キリスト教的には
「すべて神の配慮の下に起こっている」
って意味らしい。簡単に言うと「神の全能の目」だ。一気に中二病っぽくなった。
そもそも、現代でいう建築家集団がなぜ、権威を獲得できたのか?
それは建築という分野が当時の中世ヨーロッパで
「王者の技術」と言われる程社会的地位が高かったから。そして、商業や金融、貿易と手を広げ、どんどん勢力とネットワークを拡大していくことになるのだ。
歴史の陰に彼ら
彼らが持つ主な思想は五つ。
「自由」「平等」「友愛」「寛容」「人道」
生徒手帳の1ページ目に書いてありそう。
この思想は絶対王政が蔓延る当時のヨーロッパでは
革命派的な考えで、実際多くの啓もう思想団体が同じような考えを掲げていた。
そのことが理由なのか、あのフランス人権宣言の上部にはプロビデンスの目のマークが描かれている。
また、特定の宗教を持たずに、自由博愛を掲げ、特定の宗教を否定していたことから宗教権力側(特にカトリック教会)からは敵対視されていた。
このように当時では反体制的なスタイルであったために今日の「陰謀組織」「裏の組織」という言われようが始まったのだ。
「どうせ。またこいつらがなんかやったでしょ...」的なくだりが
中世ヨーロッパのあるあるだったのかもしれない。
フリーメイソンいすぎ問題
世界中に拡大したフリーメイソンの最大の功績は
「アメリカ合衆国の建国」らしい。
1776年のアメリカ独立宣言書に署名した56人のうち53人はフリーメイソン会員だったらしい。
多すぎ。残り3人のやりづらさよ。
絶対話合わなかっただろ。打ち上げの二次会あってもその3人だけは行ってなさそう。
そして初代大統領ジョージ・ワシントンもフリーメイソン会員。その後就任した大統領たちの中の15~19名もフリーメイソン会員だったらしい。
すごいぞフリーメイソン。
一番近い感覚で言うと
「東大合格者の殆どが駿台です。」みたいな感じなんだろうか。ちがうか。
あとがき
今回は都市伝説入門としてここまでにします。
あんまり、一気にいくとキツイと思うんで。
あと、前回ネクストコナンズヒントにまでして今回、冒頭で紹介すると見せかけた
ジャン・ハロルド・ブルヴァン(以下ジャンじぃ)に関してはまた別で「そもそも都市伝説とは?」みたいな回で登場させます。
ネクスト コナンズ ヒントッ!!
ジョン・エフ・ケネディー暗殺事件
世界仰天ニュースとかで流れがちよね。
では、また。このペースでゆるく行きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?