見出し画像

2022年12月31日 土曜日

青木まりこ現象が起こる原因としての幸福否定説について、娘が話していた。
うろ覚えだから違うかも、と言われたけれど、少なくともwikiには載っていた。載っていたことを確認しただけで、きちんと読んではいない。


そのあと、ダサい、という言葉の語源はなんだろう、と聞かれた。ぐぐってみ、と促したら、調べていた。俗語だって、思ったより最近の言葉だった、と言われた。そうか、そこもわかっていなかったのか。私が若い頃に流行り出した言葉だということを、娘が知らないのも当然だ、と思った。もっと昔の、古語に近い言葉だと思ったようだ。


昨日の夜遅くから仕事だった息子から、寄り道して帰る、と昼過ぎに連絡が来た。夕方までかかる覚悟をしていたのが、そこまでかからなかったことが嬉しかったのか。年末の賑わいを感じたかったらしく、新鮮な魚を扱う店に寄っていた。家とは逆方向。
家にいた娘と、徹夜でナチュラルハイになっていることを自覚していないよね、危険だよね、寝た方がいいのにね、などと話した。とはいえ、好きなことをしたらいい、とも思う。
息子から、LINEで、数の子とかいくらとかあるけどいる?と聞かれたけれど、塩抜きする気力はないし、冷蔵庫もいっぱいだ、と返信したら、がっかりしたようだった。今からお昼を食べる、とまぐろ丼を買って、ほぼ夕方に帰ってきた。
数の子が値下げしていたから買おうかと思ったんだよね、と言われた。塩抜きは時間がかかるんだよ、ばーちゃんがいつも早めに買って手間かけてくれてたの知ってるでしょ、と答えた。年末年始をうちで過ごすにあたり、ひとり暮らししていたころの義母は、つまり元気だったころの義母は、いろいろ買って、そして作って持ってきてくれていた。私は、今、それをしない。当時作っていたものでさえ、作らない。今から塩抜きしたら、正月に冷たい水で薄皮を剥かないといけない、正月以外で数の子を食べる人はいないから、売ってしまいたいよね、それは、と息子に言った。だからこそ、食べたい、ということもわかりつつ。


夕食は、すき焼きにした。息子は、マグロ丼とほぼ同時に食べていた。
おなかがすきすぎて、全員が風呂から上がるのを待てなくて、食べ始めた。それでも、全員が食べ終わったのが20時だった。こんなことは、まずない。
息子は自分の部屋でゲームをし、夫と娘は、並んで紅白を見ていた。
どんな話をされても興味深そうに相槌を打つ夫は、偉いと思った。そして幸せそうだった。
私だけ、やたら眠かった。片付けて風呂に入って、そのまま布団に入った。


GRⅢについての熱い記事を書いておきながら、冒頭の写真は、スマホで撮った、2022年大晦日 夕方の空。

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。