見出し画像

2021年3月4日 木曜日

相変わらずギリギリに家を出る娘に朝、声をかけられた。
おかあさん、今日時間ある?と。
大事なことかと聞くと、大事なことだと言う。何かと思ったら、時間があったら雛人形をひっくり返しておいてほしい、という内容だった。片付けない前提で言ってくるのが少し笑えたけれど、娘にとっては大問題のようだった。実際片付ける時間はなかったし、そうしなくては、と思っていたことも忘れていた。それは大事だわ、と返事して送り出した。そしてすぐにお雛様を後ろ向きにした。
お雛様も、ジェンダー問題に絡めるといろいろ難しくなるのかもしれない、と思いつつも、本人がしたい、なりたいことならば、文化は文化として継承すればいいのかな、と個人的には思う。由緒正しい家柄ではないから言えるのかもしれないけれど。

前日連絡をくれた友人とMITTS COFFEE STANDさんで待ち合わせ。
ヨガもテニスも欠席の連絡はした。会計なので、テニスコート代のみ体育館で支払って、そのまま車でMITTSさんに向かう。少し遅くなってしまった。
久しぶりに会った友人は、相変わらずかわいかった。ほんとうはテニスだったんだよね、ごめんね、と言われたけれど、テニスは毎週あるから、と答えたら笑っていた。何年ぶりだっけ、と聞いたら、結婚式以来かも、16年ぶり?という返事。彼女の結婚式以来。そんなに。なによりも優先させてここに来てよかった。写真展のDMハガキを送ってよかった。
彼女の丸の内での用事はほんとうに一瞬で終わることで、しかも私からの写真展のDMハガキが届く直前に決まって、それだけのためにそこまで行くのかーと思っていたから、すごく嬉しかった、ととても喜ばれた。彼女の家から、高速道路を使っても1時間はかかったと言っていた。
当時のニックネームで呼んでくれる彼女が、かっこいい写真だね、と言ってくれた。写真のことはわからないけれど、かっこいい写真だと思った、と。うれしかった。そんな彼女が足を運んでくれたことも、会って直接言葉を聞けたことも。
私より前に着いてカフェラテを飲んでいた彼女と向かい合ってカフェラテを飲んだあと、混みあってきたMITTSさんを去った。
いつも何してるの?と聞かれたので、少し考えてから、ぼーっとしてる、と答えたら、また笑っていた。そのあと、積もる話がありすぎて、何から話せばいいかわからないね、となり、たくさん話し込んだのに、それでもまだ話し足りなかった。喪中はがきが返ってきたことも、昨年秋に入院したことも話した。健康診断を受けていないという彼女は、健康診断は受けないといけないね、と言って帰って行った。

道を歩いていたら、立ち止まって電話している人がいて、その200円はキロ200円、と聞こえてきて、キロ200円のものってなんだろう、と気になった。

先日ワークショップで撮り歩いたときに見つけたけれど、そのときは閉まっていたお店に寄って、焼き菓子を買った。帰ってから食べたらおいしかった。

写真は、MITTS COFFEE STANDさんのカフェラテ。コーヒーがおいしいとみんなが言っていたけれど、最初はまだあまりコーヒーが得意ではなくて、でもカフェラテを飲んでみたら、感動するほどおいしい、と思ったのをはっきり覚えている。カフェラテが好きになったのかと勘違いして、別の店でカフェラテをオーダーしてみたけれど、これじゃない、とがっかりして、そこでやっとMITTSさんのカフェラテがおいしいのだと気付いた。
その写真を日記に使おう、とスマホで撮って、それは出さずにお店の入り口の写真をtwitterにアップしたら、大好きな人が、MITTSさんのカフェラテを飲みながら写真を見たい、とリプしてくれて、気持ちが通じたようで、とても嬉しかった。
カップにあるMITTSさんのロゴも入れて撮ればよかった、と思ったのは帰ってからだった。何度でも飲みに行きたい。


お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。